日本障害者自転車協会ニュース・出来事
(日付は配信日)
(2010年3月2日)
2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会ロード競技開催

 2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会ロード競技は4月10日土曜日に愛知県豊橋市の万場調整池で開催されます。要綱・申込書等は 2010日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会 のページからダウンロードしてください。 締め切りが3月19日となっております。 

 トラック競技については以前お伝えしました通り5月上旬開催予定で、近日要綱等を掲載します。

(2010年3月2日)
クラス分け一部変更について(概略)

 今年からパラサイクリングのクラス分けが一部において変更になっています。

・通常の2輪カテゴリーはこれまでのLC各クラスとCP4とCP3がまとめられ、C-5からC-1までのクラス分けになるなど、いくつかのカテゴリーで少し変更になっています。また名称も変わっています。

 あくまでも目安ですが主な概略としては;
  これまでのLC1 ⇒ C-5クラス (Cはサイクリング)
  これまでのLC2 ⇒ C-4クラス
  これまでのLC3 ⇒ 完全に片足でこぐ選手⇒C-2クラス  
               両足義足や方上腕切断+方下肢切断で義足使用の選手など⇒C-3クラス
  これまでのLC4 ⇒ C-1クラス
  これまでのCP4 ⇒ C-4またはC-5クラス
  これまでのCP3 ⇒ C-2またはC-3クラス
  これまでのCP2 ⇒ T-2クラス (Tはトライシクル)
  これまでのCP1 ⇒ T-1クラス
  タンデムクラスB ⇒ Bクラス
  これまでのHC-C ⇒ 立膝姿勢を使える選手⇒H-4 (Hはハンドバイク)
                リカベントポジション⇒H-3
  これまでのHC-B ⇒ H-2
  これまでのHC-A ⇒ H-1

 上記はあくまでも概略です。規則を参照ください。

(2010年2月17日)
2010予定(案)

 今年の日本パラサイクリング選手権・日本障害者自転車競技大会の予定ですが、現在のところ4月上旬にロード、5月上旬にトラック競技を予定しています。詳細は決まり次第告知します。
 また、下記外苑クリテに続いて、4月にはトラックの一般大会参加あるいは走行会、同じく4月にサイクリングイベントなどの計画案があります。
 いずれも詳細がまとまりましたら会報またはこのサイトでお知らせします。

(2010年1月7日)
学連・神宮クリテ

 221日に東京の明治神宮外苑で日本学生自転車競技連盟主催の明治神宮外苑クリテリウムが開催されます。これは学生のレースですが、一般の参加(日本自転車競技連盟JCF登録者)が可能なカテゴリーもあります。(30歳以上のマスターズクリテリウム;距離12キロただし一斉スタートのロードレース経験者に限る、参加料7,000円、マスターズタイムトライアル1キロ、いずれも現在JCF登録者に限る、 オープンライド;7.5キロ、レースではありません 参加料5,000円、など。) 都心を走れるまたとない機会と思われます。 なお、申し込み・問い合わせは学連さんにしてください。JCADでは特に参加受付・取りまとめなどは行いません。また、特に障害者のカテゴリー・設備などの対応もございませんのでご了承願います。

 詳しくは学連ホームページをご覧ください。締め切り(1月12日)が迫っておりますのでご注意ください。

(2010年1月1日)
新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。日頃より、弊協会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 

 昨年は世界選手権で金メダルを獲得することが出来ました。これもひとえに皆様からのご支援ご協力・叱咤激励・暖かいご声援の賜物であります。心より感謝申し上げます。

 新年を迎え、また2012年ロンドンに向けても、地道に努力を積み重ね、少しずつでも進歩し、また若い人を育成し取り入れるなどして、日本のパラサイクリングだけでなく自転車界全体の発展・社会認知と地位向上に貢献出来るように努めたいと願っております。 これからも、多くの真摯な自転車関係者の皆様からのご指導ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

日本障害者自転車協会 会長 菊池豊明

(2009年12月13日)
BS-TBS銀輪の風でトラック世界選特集番組(14日放映)


 BS-TBSで放映されている「銀輪の風」で、11月マンチェスターで行われたUCIパラサイクリングトラック世界選手権の模様が放映される。藤田征樹と阿部学宏、若い2選手の世界選での奮闘ぶりが見ものだ。放映は1214日(月)午後11時半より12時まで。

(2009年11月23日)(11月26日一部改)
パラサイクリング日本チーム 次世代強化選手公募

 JCADパラサイクリング日本チームでは、若くて競技歴のある選手を次世代強化選手として公募することになりました。以下をご覧ください;

JCAD
パラサイクリング日本チーム次世代強化選手公募について (要項)

1 目標・趣旨

        ロンドン・リオさらにはその後も視野に入れて、継続的に毎年の最高レベルの国際大会でのメダル獲得を目指すために、競技歴があり、地力のある若い競技者を世界レベルで通用するよう育成していく。

2 公募期間

        平成211123日(月)~平成211211日(金)

3 要件

        1) 平成22年(2010年)41日現在年齢35歳以下で、顕著な自転車競技歴のあるもの。顕著な自転車競技歴とは、元プロ登録選手(事故等で障害を持つまではプロ登録選手として活躍していたもの)・実業団などで活躍・学連大会入賞者 などとする。なお20代の選手についてはそのレベルまでには無くても考慮する場合がある。

自転車競技についての知識・地力及びマナーを備えていることが前提である。また、やりとりや連絡を直接取れる選手に限る。

4. 基本方針・施策

        自転車競技経験があり、今すぐには世界レベルで戦えなくても、しっかりとした地力・実績・知識・マナーがあり、将来日本代表の主力となり得る選手を若干名であっても選抜して育成していく。ただし次世代強化選手については、大会・合宿ごとに精査し、選手の入れ替えを行う。選抜された選手は、強化事業に招聘され、トレーニングや研修の機会などが与えられることがある。海外派遣については、選手の実力と日本としての戦略を充分に精査し、必要に応じて派遣することもある。費用については自己負担が伴う場合があることを了承してもらう。

5. 選抜

        上記要件を満たした応募選手の中からJCADパラサイクリング日本チーム強化委員会会議(パラサイクリング部会)において実績等をもとに精査のうえ、本人に直接通知し、合意のうえ、選抜する。

6. 応募方法

        氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・自転車競技歴(大会名、リザルト、タイム、などを列挙)・障害の内容・現在の状況等を記載してメールにて送ること。  なお選手本人の意思による応募に限ります。
 メール;こちらをクリック

(2009年11月23日)
メール送付の際のお願い

 皆様には大変お世話になっております。
 特に今年の春以降、幣協会代表メール(infoで始まるアドレス)宛に毎日たくさんの迷惑メール・ウィルスメールが送られてきています。さらにここ数ヶ月はその数が毎日数百に達しております。幣協会スタッフはボランティアで、仕事が終わってから作業をしておりますが、迷惑メール・ウィルスメール・不審と思われるメールなどの処理だけでかなりの時間と労力を取られており、作業に大きな支障をきたしています。 
 メールを送られる際には、件名を明確に記載していただけますよう、お願い申し上げます。
 件名が; 空欄のメール、“こんにちは” “よろしく” といったタイトル、 などについては、削除される可能性がありますので、ご理解のほどお願い申し上げます。


(2009年11月8日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目結果 藤田が優勝

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権2日目、LC3クラスの1キロタイムトライアルに出場した藤田征樹は、自己ベストを大きく更新する1分15秒307をマークし、金メダルを獲得した。 前日から続く切断部の痛みを乗り越えての走りだった。

 LC1の1キロTTに出場した阿部学宏は自己ベストをマークしたが上位には及ばず18位だった。
 
(2009年11月7日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日LC3個抜き予結果

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日LC3の3km個人追い抜き決勝に進出した藤田征樹はドイツのGrafと対戦したが、惜しくも敗れ、2位だった。 現地からの報告では、切断箇所の痛みが強くなっているとのこと。
 7日は現地時間の昼ごろにLC1阿部の1キロタイムトライアルが、午後7時からLC3藤田の同種目が行われる予定。

(2009年11月7日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日個抜き予選速報

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権初日(11月6日)、大会のトップを切って行われたLC1の4km個人追い抜き予選に出場した阿部学宏は、このクラスの日本記録を大幅に更新する5分21秒をマークした模様だが、4位までには届かず。しかし、今後に大きな期待がかかる。まだ若い阿部には良い経験になったはず。
 LC3の3km個人追い抜き予選に出場した藤田征樹は単独走ながら予選2位に入り、夜の決勝に進んだ。相手はやはり20代前半と若いドイツのGraf。北京よりも大幅に力をつけている模様で、世界新に迫るタイムを出している。強敵だ。 

(2009年10月28日)
2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権日本代表派遣選手

 2009UCIパラサイクリングトラック世界選手権日本代表派遣選手は次の通り;

  藤田 征樹 (男子・LC3 世界選手権2度目の出場)
  阿部 学宏 (男子・LC1 世界選手権初出場)

なお、大城竜之ペア(B&VI)と石井雅史(男子CP4)はそれぞれ合宿・ロード世界選における負傷のため、出場を見送り・取りやめとなった。

 大会は、イギリス・マンチェスターで、11月4日から行われる。競技は6日から8日までの予定。今回のトラック世界選は、UCIエリートトラックワールドカップ第1戦に引き続いて行われる。それだけに注目を集めそうだ。日本チームのスタッフにも、エリートトラックワールドカップ日本チームに引き続いて参加していただける方もおり、大変心強く、またとてもありがたい。

 ご尽力・ご理解・ご支援いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 藤田と阿部の競技スケジュール(予定)は、6日に個人追い抜き、7日に1キロタイムトライアルが予定されている。 将来が期待される若い2選手の走りにご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 大会公式サイトは; www.para-cyclingworldchamps.co.uk  

 弊協会サイトでは、現地からの様子を随時アップしていきたいと思っております。


藤田征樹(左)と阿部学宏(右)

(2009年10月18日)
帰国のお知らせ

913日のパラサイクリングロード世界選手権で重傷を負った石井雅史について;
 多くの皆様にご心配ご迷惑をおかけしまたことをお詫び申し上げます。

 ドクターからフライトの承認を受け、10月15日帰国しました。成田に到着し、そのまま国内の病院にて入院治療を受けております。
 骨折個所が多大で痛みは強くあり、まだまだかなりの治療期間を要する見込みです。 焦らずじっくり治します、と本人は申しております。
 また、多くの皆様から温かい励ましを受け、「本当にありがとうございます」 と、大変感謝しております。
 今後も静かに温かく見守っていただければ幸いです。

日本障害者自転車協会 パラサイクリング日本チーム

(2009年9月30日、10月8日注記)
イタリアで怪我をした石井の状態につきまして

913日のパラサイクリングロード世界選手権で重傷を負った石井雅史について;
 多くの皆様にご心配ご迷惑をおかけしまたことをお詫び申し上げます。
 9
23日に大きな病院に転院し、検査・治療を受けております。
 骨折箇所が多大で頚椎・胸椎・右鎖骨・肋骨などに加えて左鎖骨も骨折している模様で、右鎖骨・肋骨は重傷とのことです。
 その後の詳しい検査結果と診断を2829日に受けました。
 肺のほうは回復しており、近日帰国することも可能との診断を受けました。 (注 10月8日記; その後、肺についてもう少し様子を見る必要があるとの判断。) ただし、帰国後も入院治療が必要となります。 看護士の介護のもと起き上がることも立ち上がることも出来るほど回復はしてきたとの連絡がありました。
 多くの皆様からの激励に石井本人は:  
  「本当にありがとうございます。回復してきたのは皆さんの激励のおかげです。早く良くなってまたがんばりたいです」  と感謝の言葉を述べております。

 今後とも、温かく見守っていただければ幸いです。 たくさんの激励に心から感謝申し上げます。

 2009年9月30日 日本障害者自転車協会 パラサイクリング日本チーム


(2009年9月21日)
UCIパラサイクリングロード世界選ロードレース

 9月13日大会最終日午前10時15分から行われたCP4男子ロードレースに出場した日本の石井雅史は長く続く登りにもついて行き、最後のゴールスプリント勝負にもつれ込んだが、あと50メートルほどのところで他選手と交錯しかかり、落車。救急車で病院に運ばれ、現在も入院中。多数の骨折に肺の負傷という大きな怪我。ただし、命に別条はなく、神経機能等にも問題は見られないとのこと。しかしながら、あまりにも負傷が大きく、また言葉が通じないなど辛い状況。

 皆さまからの温かいご支援ご声援を、痛みと苦しさに必死に耐えている石井に何卒よろしくお願い申し上げます。

(2009年9月12日)
UCIパラサイクリングロード世界選RTT結果

 UCIパラサイクリングロード世界選は9月10日より競技開始。2日目の11日にCP4ロードタイムトライアル(9.7キロx2Laps=19.4キロ)に厳しい基準をクリアした日本の石井雅史が出場。この種目は06年2位、07年9位、08年3位。

 コースは一般健常者のコース感覚からするとほぼ平坦。昨年の北京のような長くきつい登りはない。しかし、緩やかな登りが長く続いたり、平坦に見えても微妙に傾斜が上についている個所もある。また、長く続くトウモロコシ畑では風も受ける。そして何よりも、ゴール手前200~300メートルには、下りきったところに直角コーナーがあり、容易ではない。これ以外にもシケイン状の個所もある。決してイージーなコースではない。

 石井は最後から2番目に登場。前半快調に飛ばしたが、向かい風と長く緩やかな登りにややスピードダウン。2周目後半にはスピードを上げるが、23分37秒47(およそ42.1km/h)で7位だった。優勝は地元イタリアのPittacoloで26分53秒34(平均時速43.289km/h)。2位には北京優勝のNeira(スペイン)。石井はトップと4秒差、3位とは20秒差で、13日のロードレースに向けては射程圏内と思われる。期待したい。

 今回も著しいレベルアップが各クラスで見られている。また、イギリスのLCやCP選手がUCIマスターズロード世界選に出場、メダルを獲得したり、ヨーロッパのLC2選手がUCI2.2のレースで2位に入ったり、ということもこれまでに分かっている。本当に大きな進歩がみられる。日本も何とか食い付いているが、今後さらに一層集中してやっていくことが必須と強く感じている。 

 日本から、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。


(左より、宮島マッサー、石井、1人おいて 森メカニック)

(2009年9月6日)
ロード世界選派遣を内定
大会名: 2009パラサイクリングロード世界選手権
開催地: イタリア・ボゴーニョ
大会日程: 2009年9月11日~9月13日
選手団: 選手 石井 雅史 (CP4)
メカニック 森 昭雄
現地スタッフ 宮島 正典(マッサー)
パラサイクリング日本チームリーダー 栗原 朗(UCIフォーラム出席)

(2009年9月6日)
安全で快適なライディングを

 何よりも安全が第一ということは一般的に正しいと思われるので、事故が無いように過ごしてもらえるようお願いをいたします

 落車含む事故の要因はたくさんあるのでとてもここですべてを示すことは出来ませんが、主なもの・事故までにはなっていなくても事故につながることでしばしば目にするものなどをいくつかピックアップし、自分のため・他者のため、再認識して頂ければ幸いです;

1) 疲れなどによるもの - 体調不良・睡眠不足などから注意力散漫になり、道路の小さな突起やコース変化、前の車両の動きなどに気がつかず、落車。 

2) 車両の整備不足 - タイヤ・ホイールがしっかりとついていない、タイヤの擦り減り・傷、ブレーキシューの擦れ、ギアチェンジ不良、ハンドルのがた、クリートの劣化、などによるもの。また、ヘルメットの不良は落車の際に頭を守ってくれず、負傷の程度が劇的に大きくなってしまう。

3) 無理な走行 - 下り坂でのスピードの出し過ぎ、見通しの悪いコーナーでの飛び出し、内側からの突っ込み、一般道でのスピードの出し過ぎ、横に広がる集団走行、など。

4) サイズ等による目線の違い - サイズなどが異なる場合(車の運転手からでも同様)、目線が異なり、自分が大丈夫だろうと思って突っ込んでも、他の人からは死角になる場合がある。

 1)については、体調不良の時には無理をしない大原則を守ることでかなり防げるのでは。また、前述のリフレッシュ策も役立つと思われる。 2)については、日頃の簡単な「確認作業」を行ったり、近くのショップに整備交換を依頼することで、やはりかなり防げるはずでは。 特に注意はタイヤとブレーキ。 タイヤの空気圧は適切か、著しい擦りやりや傷がないか、などは乗る前に必ず確認を。 ヘルメットはJCF公認のものを強くお勧めします。 ヘルメットは頭を守ってくれるもので、乗る際にはやはりしっかりしたものを使用するべきです。  3)は特にインから抜き去られると腰砕けになり、相手が危険を感じることがあります。アウトから抜く場合でも、声をかけることがマナーと思われます。横に広がっての集団走行は車との関係で危険度が一気に増します。友人と楽しく喋りながら走りたい場合でも避けるのが無難です。 4)は例えばトラックの運転手と一般ライダーとは目線(目の位置、高さ)が違うので、見る所・目が見ている先が異なります。自転車同士でサイズが異なればまた背丈が大きく異なると目が見ている地点が異なります。自分が見えていても他者が見えていないことも出てきます。 配慮することで危険を未然に防げるのでは。前述のように内側からさっと抜いていかない・声を掛け合う・他者の目線を考慮するなどで危険性を防げるのでは。

 一般道で走っていて、知らないグループが外側から追い抜いて先に行く際、「こんにちはー。前行きまーす」「抜きまーす。頑張りましょう」と声をかけられることは珍しくありません。自分が追い抜いていく場合は同様にこちらから声をかけます。マナーの一つであり、同時に自転車のとても楽しくさわやかな点であると確信しています。 

 このようにしてマナーと自己責任を認識して、自身と他者の安全に最大の注意を払い、事故無く楽しいサイクリング・練習になることを願ってやみません。


(2009年8月10日)
国際大会派遣を内定

 毎年の主要国際大会やロンドンなどに向けた強化を進めるため、JCAD強化スタッフ会議により、国際大会に派遣する日本代表選手を現在のところ以下のように内定した;

  阿部 学宏  石井 雅史  大城 竜之  藤田 征樹 

(氏名は五十音順としました)

 各選手には通達を行い、今後2009世界選派遣等さらなる詳細について決定していく予定。
 なお今年の世界選手権は当初9月にスペインで行われる予定だったが、主催者が開催を返上し、9月イタリアでロード種目、11月イギリスマンチェスターでトラック種目が行われる予定。 11月トラックはなんとUCIトラックエリートワールドカップに引き続いて行われる模様。 注目を集めそうだ。


(2009年8月10日)
パラワールド追記


 5月のパラワールド、5月22日にはイギリスペアによるタンデム男子1キロTTの世界記録挑戦などが行われ、これは大変注目されたが、何と11秒台を達成。ただし、パイロットがまだ規定を満たしていないため、世界記録として公認はされない見込み。数年後にはこのレベルでレースが行われるのだろう。日本選手も、うまくペアリングをすることでこの戦いに食い込んでいける可能性はあるので、さらなる健闘を期待したい。


(2009年5月22日)
2009パラリンピックワールドカップで石井が活躍 クラスWR

 5月20日よりイギリス・マンチェスターで行われているパラリンピックワールドカップ(自転車トラック)に出場している石井雅史(CP4)は、20日の個人追い抜き予選を2位で決勝へ。 翌日21日はまずクラス統合で非常にハイレベルな戦いとなった1キロタイムトライアルで1分8秒575のクラス世界新記録をマーク。クラスの軽い選手のタイムには及ばなかったが全体の2位で銀メダルを獲得した。 そのあとに行われた個人追い抜きは疲れからか及ばず、こちらも銀だった。 今回は、長旅の後、わずか中1日でレースだったが、好走してほっとした様子では。

 この大会は、世界トップクラスだけが優先的に招待される大会。日本選手では他にも招待があったが、残念ながら都合等がつかなかった。 来年はさらに多くの招待が受けられるように石井はじめ他の選手のさらなる活躍が期待される。

 22日はタンデムなどの世界記録挑戦やスプリントなどが行われる予定。いったいどんな記録が出るのか、注目されている。

(2009年5月22日)
ロードTT申し込み締め切りました‐2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権

 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権ロードタイムトライアル(TT)の申し込みを本日22日締め切りました。申し込み及び問い合わせ頂きありがとうございました。

 申し込み頂いた方々には後日案内をメールで送付いたします。

 楽しい1日になりますことを願っております。

(2009年5月17日)
2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック大会を開催 「シビアなトラックレース」

 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権トラック競技大会が5月16日伊豆市の日本サイクルスポーツセンター北400バンクで開催された。 当日は雨の予報だったが、風がやや強かったこと以外は、最後の種目個人追い抜きの際に雨が落ちてきた程度で、ほとんど影響は無く、落車などの事故も無く、素晴らしい走りが見られた。

 今回から、UCI規則に遵守していく形を取り、トラックレーサーでの参加のみを受け付けることになった。 また、日本学生自転車競技連盟(学連)のUCI国際審判などによるバイクチェックが行われるなど、UCI規則にシビアに従って行われた。 学連による大会運営は非常に素晴らしく、UCIパラサイクリングにふさわしい雰囲気を作って頂いた。

 学連の大会(一部オープン)との併催となり、多くの若い選手たちとレースの場を共有。賑やかに行われた。

 最初の種目200メートルフライングタイムトライアル(B&VIのみ)では、大城竜之・辻中国宏ペアが軽いギア設定そして初めてのかけおろしハロンにもかかわらず11秒3台をマーク。 前輪はスポークだった。若い選手らをうならせてくれた。
 
 その後行われた開会式では、北京パラリンピックで活躍した藤田征樹(LC3)へ特別表彰がJCAD菊池豊明会長から授与された。 また、選手宣誓は溝口智徳(LC2)が学連女子レース参加選手と並んで行った。

 その後行われた1キロタイムトライアルでは、風にあおられ苦戦気味。しかし、スタートは明らかに上達している選手が目立った。

 午後3時30分からの個人追い抜き開始前には小雨が降り出したが、この種目では藤田の4分14秒台(3キロ)などなかなかの好記録が目につき、学連関係者からも称賛の声が上がっていた。

 
 トラック大会におきましては、日本学生自転車競技連盟・財団法人日本サイクルスポーツセンターはじめ多くの皆様に多大なご理解ご配慮を頂きました。心から感謝申し上げます。

 次回はさらに多くの皆さんにトラック競技のスピード感を味わってもらえたら、と願っております。

 参加選手・役員の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。



(2009年4月8日)
アンチ・ドーピング 改定点などについて

2009世界ドーピング防止規定(WADA Code)の変更に伴い、IPC Anti-Doping Codeや申請手順にも変更が生じました。

 また、(財)日本障害者スポーツ協会(JSAD)は昨年度、()日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からも勧告を受け、それぞれの内容を考慮し、JSADアンチ・ドーピング部会で全面的に見直しを行ないました。新しい使用薬物使用調査方法およびTUE申請方法について、特に留意が必要な部分をまとめましたので、すべての内容を各自ご確認ください。

 この内容については、JSADサイト上で公表されていますので必ずご確認ください。
http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping

 特にお願いしたい点、ご留意いただきたい点は以下の2点です。
 1)選手自身でも使用薬物の内容を調べるようしてください。各個人が主治医・薬剤師に確認することが原則です。
これまでは、代表候補選手などについて、すべての使用薬物について、アンチ・ドーピング部会などに送付して調査するようにしてきましたが、JADAからの勧告により、まずは選手自身で使用薬物に禁止物質が含まれていないかどうかを調べていただくことになりました。
薬品を処方した医師や薬剤師(または都道府県の薬剤師会)にまず、問い合わせを行って頂きます。その上で不明な点があった場合や明らかな回答が得られなかった場合には従来通りアンチ・ドーピング部会や専門のドクターなどに問い合わせします。
禁止薬物を含む薬品を使用していることがわかったら、その後の対応方法を検討しますので、すぐにご連絡ください。なお、代表選手・強化選手については、希望があれば、これまで同様専門のドクターなどにこちらから事前に相談することがあります。

 2
)昨夏ごろから、これまで一括してIPCだったTUE(治療目的使用に係わる除外措置)申請先が、国際競技団体(IF)のTUE委員会へと変更されました。TUE申請をされる場合には、弊協会まで連絡ください。申請書を送ります。それをドクターに記入いただき、選手はアンチドーピング部会に送付します。そして書類の確認後、JPCからIFに申請書が提出される流れです。
その流れ・手順については、以下に記してみましたので、必ずご確認ください。

- 薬を知る・そしてTUE申請の手順 

各個人が医師や薬剤師など使用薬物について確認していく必要があります。その流れを簡単に説明します。

 日本障害者スポーツ協会のサイト http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping にあります、 「TUECへのTUE申請の手順」をダウンロードし開いてください。同時に、別紙1、別紙2、別紙3もダウンロードしておいてください。(すべてPDFファイルです。) まず、繰り返しますが、各個人で主治医・薬剤師らに使用薬物について相談・確認をして頂くことが原則です。国際大会やドーピング検査のある国内の大会に出る予定の選手は必ずこれを行ってください。(すでに代表になっている選手らについては、日本チームの方で選手からの希望を受けるなどした場合、あるいはチームとして使用薬物調査を行い、チームで使用薬物についての相談・確認を行うこともありますが、原則各自でまず調べてください。)

医師や薬剤師でもどうしてもわからないこともあると思われます。そんな場合は、各地の薬剤師会ドーピングホットラインに問い合わせする方法もあります。このようにしてまずは各自で調べてください。
 医師・薬剤師らに確認しても不明な場合、または確認が難しい場合は、登録選手は弊協会担当者にご相談ください。JPCアンチドーピング部会に確認の依頼をします。
 その際、薬物を使用している選手は、必ず別紙1、2、3を記入して担当者に提出してください。なお、アンチ・ドーピング部会への提出・問い合わせは時期を取りまとめて行う場合があります。
 そして、提出した書類に記載されている使用薬物について、チェックされます。
 禁止物質が含まれていれば、禁止薬物使用内容を選手に直接通知。(含まれていなければ連絡はありません。)
 禁止薬物を含む市販薬を使用している選手については中止を指示。
 医師より処方されている薬物の中に禁止薬物が含まれている場合には、中止するか、同じ薬効を持つたの非禁止薬物(つまり違反になることなく、使える薬)に変更するか、使用継続のためTUE申請を行うかを主治医と相談するように指示。

医師や薬剤師が使用薬物について確認できた場合、そしてもしも禁止薬物が含まれているとわかった場合もここからは同じです。
 それを受けて、禁止薬物使用選手は、1) 主治医に禁止薬物が処方されていることを説明し、中止または使用可能な薬物への変更をお願いする。 あるいは2) TUE申請を選択(つまり、この薬を使わなければ生きていくうえで問題があるので引き続き使えるように申請をする)した場合には、弊協会担当者からTUE申請所様式を入手し、医師にTUE申請書を示し、必要事項を記入(注意:すべて英語表記にて記入)してもらう。また、自ら記入すべきところは記入し、アンチドーピング部会に返送する。
 書類に不備や追加資料提出の必要のある選手に対しては、その旨連絡が行く。
 修正書類あるいは追加資料をアンチドーピング部会に提出。
 書類に問題が無ければ、アンチドーピング部会は、JPCに申請書類を送付。
 JPCIFTUE委員会にTUE申請書を提出。IFTUE委員会より、JPCTUE許可書が届く。(許可された場合)  JPCより競技団体及びアンチ・ドーピング部会にTUE許可書を送付。弊協会より該当選手にTUE許可書を送付。該当選手と協会がともに書類を保管しておく。 
 このような流れです。(注: 今後変更になることも考えられます。)
 また、日頃から、使っている・使った薬について、いつでも答えられるようにしておいてください。 紙に書いておいてそれを持ち歩くなどすることをお勧めします。

- TUE(治療目的使用に係る除外措置)付与の基準 

TUEが付与される基準の主なものは以下の項目があります;

1. 大会参加21日前までに競技者が申告する。
2. 当該の禁止物質・方法を使用しないとその競技者が深刻な障害を受ける。
3. 当該禁止物質・方法の使用によって、選手が健康状態に戻る以上には競技能力が増強されない。
4. 当該禁止物質・方法を使用する以外に適正な治療法が無い。(代替品が無い場合など)
5. 禁止物質を治療目的以外で使用したことの継続では無い。
6. 許可には有効期限があり、いつでも取り消されることがある。
7. 緊急の場合を除き、事前承認であること。

TUEが許可されない例としては;
・許可された薬剤で代替治療できる場合。
・治療において禁止物質が不可欠であることが客観的に証明されない場合。 診断名のみ記載の診断書を添付した場合は、診断が確認できないので、不可。
- その他2009改定点などについて 
静脈内注入は禁止。ただし、外科的処置の管理、緊急医療または臨床的検査における使用は禁止されません。TUE申請も必要とされません。

その他、詳しいこと正確なことは、まずは;
日本アンチドーピング機構のサイト http://www.anti-doping.or.jp/
日本障害者スポーツ協会のサイト  http://www.jsad.or.jp/doping.htm#antidoping
などでご確認ください。

(上記の内容は、会報電子版2009-E1より抜粋。)

(2009年4月5日)
2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権の予定について

 毎年恒例のJCAD大会、2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権は開催に向けて現在担当役員らが動いています。トラックは5月16日土曜日に日本CSCにて開催することになりました。 3年ぶりに日本学生自転車競技連盟様のレースと併催予定です。 2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権 のページにあります要綱申し込み書をご覧ください。

また、ロード(タイムトライアル)は6月に開催する方向で進んでいます。正式決定がなりましたら、お知らせします。

 今年の大会も、昨年の京都での大会同様、アットホームでJCADらしい雰囲気のもと、楽しいものになりますことを願っております。

(2009年4月5日)
ヘルメットの着用

 昨年一時期のガソリン代高騰や景気の急激な悪化、さらにはそれらに伴うエコ感覚の浸透などもあり、自転車に親しまれる人が増えているようです。

 その一方で、ヘルメットの着用についてはまだまだ不十分と思われることがしばしばです。街乗りの人の場合、ヘルメット未着用の人がかなり見受けられます。

 ヘルメットはサイクリストの頭部を保護してくれる大切なものです。サイクリングされる際には必ず着用することをお勧めします。

 前述の2009JCAD大会では、もちろんヘルメットは必須です。また大会ですので、JCF公認のヘルメットのみとしたい意向です。公認ヘルメットには公認のシールが貼ってありますのでご確認ください。

 OGKのモストロ、ガイア、など公認メットはたくさんあります。JCAD日本チームはOGKさんのモストロを使用させていただいております。選手からは大変好評です

 (上記の内容は、会報電子版2009-E2より抜粋。)

(2009年4月5日)
強化・国際大会に向けた取組

強化活動・2012年ロンドンに向けた強化体制をより効率的効果的にするため、強化選手を選定し、パラサイクリング日本チームとして活動していくことが必須である。 これに向けて、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

2009年からの国際大会の目的(093月現在):

A2012年ロンドン大会で北京以上の成績が獲得出来る体制を作る。ロンドンでの好成績を意識していく。
B)全体として安定した成績・良いレース内容を目指す。
C)メダルを一つでも多く一つでも上のものを確保する。
D)将来を担える新たな強い選手の発掘育成を求め、同時に現在の強化選手の長期的強化を行っていく。
E)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)から(D)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
F)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによってパラサイクリングさらには自転車全体の地位向上と社会認知を図る。

 協会としては費用について、楽観できない状況にあるが、それでも一部について協会負担を予定している。強化選手を選抜し、国際大会日本チームメンバーはそこから58名前後を予定している。(注;配分される枠による。) 2008北京の結果、さらには指定する国内の大会(2009日本障害者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権)JCAD日本チームサポートスタッフ主催のイベントなどを参考資料とし、上記目的にかなう選手のみを日本チームサポートスタッフ会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする;

1. 08北京大会でメダル獲得・上位入賞した選手を内定し先に選抜する。この1項は2010年末まで有効とする。(ただし著しく力が落ちた際はこの限りとならない場合がある。)
2. メダル獲得の期待が出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で獲得が期待できる選手を優先する。
3. 出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4. 日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。性的嫌がらせなどを行っていないこと。
5. JCAD/パラサイクリング日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、JCAD/パラサイクリング日本チーム全体に貢献し協力する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を著しく汚す行為を行っていない者。
6. パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するUCI規定及び解釈に反しない選手。
7. 視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8. 複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手・ロンドンなど将来を担える選手を優先することもある。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、他のカテゴリーは2または4種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9. 上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、入賞を世界選において狙える選手などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。
10. 原則として、各カテゴリー最大1名とする。ただし、複数のメダル獲得の可能性が非常に高い選手がいる場合、将来を担える強い選手がいる場合、はこの限りではない。(なお、各カテゴリーから必ず1人を選ぶということではない。) またいずれの選手も、健康上(薬物使用を含む)の問題が無いことも前提である。

 北京で活躍した選手に新たな若い選手らがミックスしてさらに良い日本チームとして強化が円滑に進むようにしたいと願っています。UCIパラサイクリングになり、システムがいよいよ健常者エリート並みになります。年に数回の遠征が必要になる可能性があり、非常に厳しくなりますが、効率的にうまく戦略を立てて有望種目に特に力を入れるなどして何とか乗り越えられれば、と願うだけです。

(上記の内容は、会報電子版2009-E2より抜粋。)

(2009年3月17日)
3月21日放送「The Moments 特別版 今を生きる男たちのメダル物語」のお知らせ

 3月21日(土)午前10時30分より午前11時25分まで、日本テレビにおいて、「The Moments 特別版 今を生きる男たちのメダル物語」が放送されます。 北京パラリンピックメダリストの石井雅史(CP4)と藤田征樹(LC3)が登場します。

 番組では、石井・藤田の北京までの道のりとその後の様子などを中心に放送される予定です。

 ぜひご覧ください。

 (なお、関東圏のみの放映予定です。)

(2009年1月1日)
2009新年のごあいさつ

 明けましておめでとうございます。日頃より、弊協会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年は、北京パラリンピックが開催され、自転車競技には5名の選手が出場しました。長く厳しいトレーニングの成果を発揮し、金132、合計6つのメダルを獲得することができました。 これまでで圧倒的に最高の成績を残すことができました。 これもひとえに皆様からのご支援ご協力・叱咤激励・暖かいご声援の賜物であります。心より感謝申し上げます。

 新年を迎え、また2012年ロンドンに向けても、奢ることなく、地道に努力を積み重ね、少しずつでも進歩し、日本のパラサイクリングだけでなく自転車界全体の発展・社会認知と地位向上に貢献出来るように努めたいと願っております。 これからも、多くの真摯な自転車関係者の皆様からのご指導ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

 2009年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますことを、皆様のご健勝とご多幸を祈念いたします。 
日本障害者自転車協会 会長 菊池豊明

(2008年11月23日)
「北京パラ メダリスト交流会」12月6日横浜で

 12月6日(土)午後2時より、神奈川県障害福祉課・神奈川県障害者社会参加推進センターなどにより、障害者週間のイベントの一つとして、「北京パラリンピックメダリスト交流会」 が、横浜情報文化センター(みなとみらい線日本大通り駅下車)で行われます。 
 石井雅史(北京パラリンピック金メダリスト)と藤田征樹(北京パラリンピック銀メダリスト)がメインゲストとして登場します。

詳細は、以下の神奈川県障害福祉のサイトをご覧ください;
www.pref.kanagawa.jp/osirase/syogaifukusi/suisin/medalist_symposium/medalist_symposium.html

 参加無料で、事前申し込みが必要です。上記サイトに申し込み先等記載してありますので、イベントを見に行ってみたい方は直接お申し込みください。

(2008年11月7日)
ターザン」で北京パラ自転車特集

 11月12日発売の雑誌ターザンにて、北京パラリンピック特集第3弾として、自転車競技が特集されます。出場選手(ペア)それぞれを1ページずつ、4ページで掲載予定です。 合宿・現地さらには大会後のインタビューなどから構成されるようで、かなりの内容になりそうです。

 ぜひご覧ください。

(2008年11月7日)
サイクルモード幕張 北京メダリスト登場

 世界のスポーツタイプ自転車やパーツ・タイヤ・ウェアなど関連用品ブランドが数多く一同に会して行われる自転車の展覧会、サイクルモード2008が今年も東京会場は幕張メッセで11789日に行われます。

 89日には、北京金メダリスト石井雅史(CP4)も登場予定です。(財)自転車産業振興協会のブース(9-42)にて、両日ともに午後12時半から午後1時半、そして午後3時半から午後4時半、サイン会などを行う予定です。 ぜひサイクルモードにお越しください。

 詳細は http://www.cyclemode.net/ をご覧ください。
 

(2008年11月7日)
強化合同研修会15日16日大阪・長居で開催

 日本パラリンピック委員会(JPC)では、パラリンピックなどの主要国際大会を目指す加盟競技団体の選手、コーチ及び関係者を対象に、よりよい成績を上げるために必要な強化項目についての合同研修会を開催しています。

  今年度は、大阪・東京の2会場で開催します。 まず大阪で111516日に大阪市長居障害者スポーツセンターで開催され、大阪会場では北京パラリンピック競技大会日本選手団に参加した選手・コーチの、大会までの取組み内容や代表選手のデータに焦点をあて、競技団体の強化担当者、選手団に参加したスタッフによる講義を行います。

 参加申し込み等、詳細は日本障害者スポーツ協会のサイトをご覧ください;

http://www.jsad.or.jp/news_files/news2008.htm#08news_godo

締め切りが近づいており、お早めの申し込みを推奨いたします。

(2008年11月5日)
2008日本障害者自転車競技大会を開催

 2008日本障害者自転車競技大会は、ロードタイムトライアルが10月19日豊橋市の万場調整池で、トラック大会が11月2日京都府向日市の向日町競輪場で開催された。 北京パラリンピック組は疲労蓄積や帰国後多忙を極めており不出場。

 しかし、両日とも素晴らしいコンディションの中、参加者は懸命な走りで汗を流し、熱戦を展開。逆転また逆転のレースもあり、追い上げを振り切るレースありで、ともに白熱した。

 両大会ともに、実業団で活躍中の選手・かつて一般レースに出場活躍していたが障害を負い、そこから懸命に復帰し再びペダルをこぐようになった選手・ここ数年毎年参加し自己記録更新を狙う選手、など、自転車好きで熱心な選手ばかりで、とても内容の濃い大会となった。

 10月19日のロードタイムトライアル、当日は快晴・微風と天候に恵まれ、気温も25度ほどまで上昇、絶好のサイクリングコンディションとなった。

 このコースは小さなクランクがあるが、それ以外は平坦で走りやすいコース。しかし長い直線がライダーの気力と体力を奪っていく。風があるとさらにつらくなる。幸い風の影響は少なかったようだが、それでも長い直線での苦しさは変わらない。 また、ロードタイムトライアルには慣れの無い選手が多く、ペース配分にも苦しんでいた様子。 ラップを重ねるごとに息は荒れ、汗が路面を次々と濡らしていく。苦しさが伝わる。

 その苦しさを見事に克服する立派な走りに、大会役員関係者らから大きな拍手が送られた。 

 日頃のトレーニングの成果が発揮できたのではと思われる素晴らしい走行だった。

 2週間後の11月2日、トラック大会が京都府向日市の向日町競輪場で開催された。 こちらは、京都府の秋季普及・高校新人戦などとの共催となり、若い一般サイクリストたちと一緒になり、とても活気があった。

 このところ朝晩の冷え込みが進んできた京都地方は、この日も朝はやや冷え込んだ。が、少しづつ気温は上がり、晴れ間も出てまずまずのコンディション。

 京都府の大会の中に組み込まれる形になり、多くの一般サイクリストなどと場を共有。健常者競技との融合さらにはバリアフリー・ノーマライゼーションンという点でも、進歩した形を示せたのではないか。

 バンクで走るのは初めて、という参加者もいたが、当初の不慣れな様子もすぐに克服。2種目目の1キロTTでは安定した力強い走りを全選手が見せていた。今後さらにタイムが伸びるのでは、と確信できる走りだった。

 多くのサイクリストさらには競輪場外開催観客からの声援を受け、きついトラック競技を懸命に走り切り、古都でのさわやかな1日となった。

 参加された選手の皆さん、お世話いただいた役員関係者の皆さん、お疲れ様でした。  大会開催に際してご理解ご尽力いただきました多くの皆様に心から御礼申し上げます。 来年以降もまたこのような素晴らしい会場でレース・イベントをさせていただければ、皆さんに楽しんでいただければ幸いです。 

(2008年10月4日)
2008日本障害者自転車競技大会申し込み締め切り迫る

 2008日本障害者自転車競技大会は10月19日にロードタイムトライアルが、11月2日にトラック競技が開催れます。申し込み締め切りが迫っております。詳細は 2008日本障害者自転車競技大会 のページをご覧ください。

 JCADらしいアットホームな楽しい大会になりますことを祈っております。
。 

(2008年9月21日)
北京パラリンピック 6個のメダルを獲得

 北京パラリンピック自転車競技は9月7日から14日まで連日超満員の観衆からの大声援を浴びて行われました。
 日本は、石井雅史(CP4)の金メダルをはじめ、6つのメダルを獲得。これは過去最高の成績でした。 

おもな成績は;


石井雅史(CP4): 9月7日 3キロ個人追い抜き銀メダル
石井雅史(CP4): 9月9日 1キロタイムトライアル金メダル
石井雅史(CP4): 9月12日 ロード個人タイムトライアル銅メダル

藤田征樹(LC3): 9月7日 1キロタイムトライアル銀メダル
藤田征樹(LC3): 9月9日 3キロ個人追い抜き銀メダル
藤田征樹(LC3): 9月12日 ロードタイムトライアル銅メダル

大城竜之(B&VI)・高橋仁(パイロット)ペア:
  9月8日 1キロタイムトライアル5位(日本新記録、一時はパラリンピック新)
  9月10日 スプリント4位(不可解な進行のため、無念の4位)

小川睦彦(CP2): 9月13日 CP1/CP2混合ロードレース4位
         (ゴールスプリント4位争いに勝つ)

JCAD日本チームは多くの皆様から多大なご支援ご声援叱咤激励を受けて、全レース全力を尽くし、このような好成績を獲得することが出来ました。心から感謝申し上げます。

 苦しいことばかりでしたが、何度も何度も皆様によって支えられてここまでくることが出来ました。

 本当にありがとうございました。 自転車の名を高めたい、自転車競技の認知・社会的地位向上に貢献したい、と願ってきましたが、それがいくらかは出来たのでは、と考えます。

 これからも、パラサイクリング日本チームを何卒よろしくお願い申し上げます。

(2008年9月4日)
いよいよ北京パラリンピック 自転車は7日から

 北京パラリンピックはいよいよ6日に開会式を迎えて開幕する。自転車競技は、7日からトラック競技でスタート。

 自転車の選手団は92日までにすべてが現地入りしている。8月には3度の合宿を行い、好タイムも見られるなど、調子は上がっている。

現地からの報告によると;

・暑さは酷暑ではないが、暑いのは事実。

・空気は思ったほどのひどさは無いが、気になる人には気になる。

・選手村は、なかなか良い。

・食事は油濃いものがやや多いが、こちらもなかなか良い。

・食堂やバス停には近い。

・まずまずの調子でやっている。

JCAD日本チームは多くの皆様から多大なご支援ご声援叱咤激励を頂戴しております。 ここまで来れましたのは、皆様のおかげであります。 心から感謝申し上げます。

北京を迎えました、日本代表選手へのご声援をよろしくお願い申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2008-E7より抜粋・一部編集。)

(2008年9月4日)
NHKテレビ「競技ダイジェスト 北京パラリンピック」放送予定

 大会期間中、連日午後10時より1050分まで、NHK教育テレビで「競技ダイジェスト 北京パラリンピック」が放映されます。午前105分から1055分までは前日分の再放送があります。ニュース等でも大きく取り上げられると思います

 また、雑誌Tarzan (No.518)では北京パラリンピック自転車競技代表の石井雅史の特集が4ページに渡って掲載中です。 雑誌Number(711号)には自転車代表を含めた北京パラリンピック選手の紹介記事が掲載されております。
 
 ぜひご覧くださいませ。 

(上記の内容は、会報電子版2008-E7より抜粋・一部加筆。)

(2008年9月4日)
史上初 オリンピック・パラリンピック合同壮行会

 730日東京ドームホテルにおいて、北京オリンピックとパラリンピックの自転車競技日本代表の記者会見と合同での壮行会が行われた。

 オリンピックとパラリンピックの代表選手が一堂に会して写真撮影・壮行会が行われることは自転車だけでなく、他の競技を見ても初めてのことだろうと言われている。

 午前11時から、まずパラリンピック代表選手・監督による記者会見が行われた。監督・選手の口からたびたび出たのが、すっかり合言葉となった「北京の空に日の丸を」。 班目監督が繰り返し使うこのフレーズは、選手にしっかりと浸透しているようだ。 集まった記者の前で緊張気味・神妙な表情で話すパラリンピック自転車競技代表選手に多くの拍手が送られた。

 パラリンピック代表の後は、オリンピックの代表選手及びマニェ監督の記者会見。特にボルドー合宿から帰国したばかりのトラック選手らには質問が集中。皆真摯で落ち着いた受け答えはさすがに日本の自転車競技の代表にふさわしいものだった。

 記者会見の後には、壇上にオリンピック・パラリンピックの選手が勢ぞろいし写真撮影。笑顔でのガッツポーズが見られた。

 午後12時からは、オリンピック・パラリンピック壮行会。それぞれの代表選手・全スタッフが一人づつ紹介されて入場。大きな拍手で迎えられた。

そしてまず主催者を代表して財団法人日本自転車競技連盟(JCF)岩楯昭一会長がご挨拶を行った。選手たちの日頃の努力をたたえ、北京での活躍に向けて激励。パラリンピック代表については最初に紹介を応援の言葉を述べられていた。

引き続いて、財団法人日本オリンピック委員会の竹田会長のご挨拶があり、ここでもパラリンピック代表に向けての言葉あった。

そして、日本パラリンピック委員会中森事務局長のあいさつがあり、「このようにオリンピックとパラリンピックの壮行会が行われるのは初めてでは。とてもありがたいこと」と述べられていた。

JCF岩楯会長から、オリンピックとパラリンピックの全選手・スタッフへ奨励金が贈られ、パラリンピック代表に向けては、キャプテンの大城竜之が代表して頂戴した。 その後、財団法人JKA下重暁子会長の激励のメッセージと乾杯の音頭で壮行会は歓談に移った。

パラリンピック代表は、岩楯会長はじめJCF関係者の方々にご挨拶をしたり、中森事務局長やご支援頂いている方々にお礼を述べたり、オリンピック代表選手らと楽しく歓談。選手同士の歓談はモチベーションを高めるのに役立ったのでは。

会場は日本の自転車競技の中核と言える方々でにぎわい、パラリンピック自転車競技関係者は親交を深めていた。

1時間半の歓談ののち、再び代表選手スタッフが壇上に上がり、オリンピックチームのフレデリック・マニェ監督とパラリンピックチームの班目秀雄監督がそれぞれ謝辞を述べ、JCF鈴木孝幸副会長の閉会のあいさつを受けて、選手団は拍手に送られて会場をあとにし、壮行会は終了した。

 その後控室では、オリンピック関係者とパラリンピック関係者が会食をしながら懇親を深めていた。

 この史上初めてのオリンピックとパラリンピックの壮行会は、自転車競技の懐の深さを広くアピールし、社会認知と地位向上につながるだろうし、それだけでなく、お互いのモチベーションも高まったのでは、と思われる。

 この壮行会を実現してくださいました、財団法人日本自転車競技連盟の皆様に、心から御礼申し上げます。 

(上記の内容は、会報電子版2008-E5より抜粋。)

(2008年7月7日)
★サイクルフェスタ08 パラサイクリング初登場

 6月26日東京ドームで行われたサイクルフェスタ08に集まった27,000人を超す観衆の前で、日本代表パラサイクリストは日本でパラサイクリングが受け入れられていることを示したといえるだろう。 サイクルフェスタ08主催者・関係者の皆様のご理解・ご厚意により、パラサイクリストが有名なオリンピックサイクリストや他のプロサイクリストに混じってこのイベントに招待された。

 サイクルフェスタ08にはたくさんのイベントがあり、多くの来場者を楽しませた。ポイントレース、チームスプリント、サイクルフィギャァ、BMX,そしてケイリンなどの競技デモンストレーション。子供向けのショー。バンク体験走行。有名選手のトークショー。アリーナ内に設置されたカフェ・レストラン。さらには、今若者の間で人気抜群の青山テルマさんのミニライブ。

 加えて、今年のドームでのサイクルフェスタには、史上初めて、パラサイクリストがオリンピック選手とともに招かれた。

 午後6時半、石井雅史(CP4)はUCIチャンピオンジャージを着て登場。藤田征樹(LC3)と共に1キロタイムトライアルのデモンストレーション走行を披露した。詰めかけた大観衆のほとんどにとって、UCIチャンピオンジャージを着た日本人を見るのは初めてだったのでは。ジャージのことがアナウンスで紹介されると大きな歓声が起きた。UCIは今回のサイクルフェスタでのジャージ着用に理解を示し、承諾してくれていた。UCIには改めて感謝申し上げます。

 石井と藤田の力強い走りにさらなる歓声が沸き起こっていた。

 90年世界選での稲村・斉藤ペアによる銀メダルで日本人にはなじみのあるタンデムスプリントも披露された。日本代表の大城竜之・高橋仁ペアが学連ペアと対戦。後半あっさりとまくって観衆に手を振っていた。

 トラックのため走行はしなかった小川睦彦(CP2)は新聞社などからのインタビューに時間を費やした。長い時間真摯に答える小川にインタビューアーも感心していた。小川の鍛えられた足を触り、さらに驚いていた。

1キロTTとタンデムスプリントのデモンストレーションなどが行われたあとの午後7時からはオリンピック・パラリンピック自転車競技代表選手が一堂にステージへ。そして、青山テルマさんが鮮やかな赤いドレスを着て登場し、国家斉唱。伸びのある透き通った明るい歌声がドームに響き渡る。これほど明るい君が代は初めてだ。素晴らしい歌声だった。

また、730分過ぎには再度代表選手がステージへ。今度は一人づつ紹介。BS日テレで生中継されており、日本テレビの山本真純アナウンサーがパラリンピック自転車代表選手にも11人インタビュー。緊張した面持ちで真摯に答える選手、明るく笑顔一杯で答える選手、応援に来てくれた職場の人に大きな声で応えて手を振る選手、など、堂々とした振る舞いだった。

 選手紹介後は、青山テルマさんのミニライブ。多くの若い「テルマニア」が歓声を送り、テルマさんの張りのある歌声に観衆は聞き入った。

 ライブの後はチームスプリントやケイリンのデモンストレーション。超一流プロの迫力満点の走りを文字通り目の前で見て、もともとの自転車ファンも新しいファンも皆興奮していた。「すごい迫力」「すごいスピード」という声がどよめきと共にあちこちから聞かれた。

 この夜、ドームに来られたファンはヨーロッパの6日間レースのような雰囲気を楽しんだ。疑いもなく、今年のサイクルフェスタは日本の自転車ファンを引きつけて増やすことにつながったはずだ。 

 そして、27,000を超える集まったファンは、新たにパラサイクリングを知ったはずだ。その力強い走りと快活なパラサイクリストは強く印象に残ったことだろう。

 このイベントは、BS日テレで生中継もされた。さらに多くの方々が自転車を好きになり、また、パラサイクリングを知ってくれたはずだ。

 このイベントは、日本のサイクリングシーンにおいて、歴史的なものと言っていいのでは。 少なくとも、史上初めて、パラサイクリングが日本のこのような大きなイベントにおいて歓迎され認知された。 イベントは成功し、日本の自転車は北京さらにはその先に向けて大きな力をつけたと思われる。

 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome 関係者の皆様特に(財)JKAの皆様に心から感謝申し上げます。また、競輪選手会の皆様にも厚く御礼申し上げます。 


 なお、UCIのサイトにもNews欄に記事が載りました。http://www.uci.ch


Ishii 1K Start (photo by Yuko SATO)

Fujita on Roller

Ogawa in Long Interview

Oshiro/Takahashi in Sprint (photo by Yuko SATO)
(2008年7月7日)
「自転車地獄で男を磨け2」 函館合宿レポート

 6月は2回の全体合宿を行った。2回目は北海道・函館。 北海道出身の藤田にとっては地元ともいえる。 この合宿は函館競輪関係者様はじめ多くの皆様にご理解ご配慮いただき行うことができました。多くの皆様に感謝申し上げます。

 日本列島のほとんどが梅雨となるこの時期も、函館は快適な気候でした。小雨に降られることが少しあったが、すぐに上がり、練習にほとんど支障は無く。 空気も良く、競輪場・宿舎等の利便も良く、ロード練習の環境も良く、食べ物もおいしい… 素晴らしい環境で練習ができました。

 その一方、練習内容は一層厳しく濃厚に。 バンクでの練習は函館競輪場特有の風に苦しめられることも。 スタート練習・1キロ対策・中距離練習、など、班目監督の厳しいメニューは容赦無い。厳しい声が響き渡っていた。

 ロードは小川睦彦にとってこれまでで最も素晴らしくそして最もきつい内容だったのでは。 ヨーロッパ(特にエーグル)を思わせるような風景の中での練習はこれまでとは異なるもので、気分的にリフレッシュになったはずですが、それ以上に強い向かい風や長く続く上りに息を切らせる。それでも、予定の練習をクリアしていた。

 とにかく素晴らしい環境を函館の皆様がご提供くださいました。厳しい練習の毎日でしたが、同時に選手はリフレッシュも出来たのでは。

 全日程4泊5日という合宿を事故もなく円滑にそして効果的に行うことが出来ましたのは、函館の皆様のおかげです。 本当に有難うございました。 函館の皆さんは素晴らしい方・温かい方ばかりでした。

 北京で素晴らしい成績を獲得し、ご報告・お礼に伺いたい、それを目標に今後も頑張って行きます。

(2008年6月19日)
★サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome 記者発表

 6月17日、都内にある財団法人JKAでサイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の記者発表が行われ、下重暁子JKA会長に加えて、北京パラリンピック日本代表の石井雅史(CP4)も出席した。 

 まずJKA(旧日本自転車振興会)の新しいシンボルマークが発表され、下重会長が丁寧に説明。その後、サイクルフェスタの記者発表となり、石井も壇上に招かれあいさつ。石井の紹介ビデオも流された。
 
 ライバルは?、などの質問も飛び出し、石井は一つ一つしっかりと答えていた。「日本チームとして北京の地で日の丸を上げて君が代を流したい」と強い気持ちを表明していた。

 また、会見中には何度も下重会長が石井をフォローし、絶賛。この1週間前に雑誌の企画で石井と対談していたという会長は石井を何度も称え、激励していた。

 最後は下重会長と並んで記念撮影。数十社もの取材陣が何度となくフラッシュをたいていた。
 
 サイクルフェスタ08は来る6月26日(木曜日)、東京ドームで開催されます。このイベント、北京オリンピック・パラリンピック自転車競技日本代表選手たちの登場はもちろん、多彩なゲストが激励に来場し華を添えます。 青山テルマさんのミニライブも行われます。 北京代表選手のデモンストレーション走行(1キロタイムトライアル、タンデムスプリント)も行われる予定です。 もちろん、オリンピック選手も登場します。 オリンピックとパラの代表選手が一堂に会し、数万の観衆の前で1人1人紹介される予定です。 

 ぜひお越しください。

 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の公式サイトは、http://www.cyclefesta08.jp/ です。

(2008年6月19日)
★「自転車地獄で男を磨け」合宿レポート

 6月13日から15日まで、北京パラリンピック自転車競技日本代表は合宿を行った。その模様を簡単にレポート。 

 今回は3日間雨に降られることは無かった。この伊豆においては久しぶりのことかもしれない。日が差すと暑いが、曇りで風が出ると半袖では寒く感じるくらい。その風は今回も負荷となって選手を苦しめた。
 
 今回、トラック競技出場者はトラックに、ロードだけの選手はロードに専念し、厳しいトレーニングに明け暮れた。

 トラックではスタート練習・中距離トレーニングなどを織り交ぜたバランスのある内容。風が強く、また本数もこれまでには無いほど多く、大変厳しいものとなった。最後にはぐったりして声が出なくなるほど。 他の選手に離されて悔しさを表す選手、歯を食いしばる選手、苦痛に顔をゆがめる選手、などなど、過酷なトレーニングだった。

 ロード小川睦彦には、練習パートナーとして平松コーチが指導。 監督からの指示により、ロードレースを想定しながらインターバル練習を繰り返し、これまでには無かったほどの乗り込みとなった。

 どの選手もそしてスタッフも、最後にはぐったりするほどで、期間は短かったがこれまでで最も過酷な内容だったかもしれない。

 まさに自転車地獄。 しかし、この成果は必ず出ると信じたい。
 

(2008年6月2日)
★東京ドームで壮行会-サイクルフェスタ08 青山テルマのライブも

 来る6月26日(木曜日)、東京ドームでサイクルフェスタ08 in Tokyo Domeが開催されます。これは、自転車の楽しさ・素晴らしさを広く伝えるイベントで、同時に北京オリンピックと北京パラリンピックの自転車競技代表選手壮行会を兼ねています。

 このイベント、北京オリンピック・パラリンピック自転車競技日本代表選手たちの登場はもちろん、多彩なゲストが激励に来場し華を添えます。また、今回は新たに海外では盛大に行われているカフェスタンド・招待エリアをアリーナに設け、セレブ感漂う演出のもと、お食事をとりながらバンク上で行われているプログラムを間近で体感でき、音楽をも融合させたプレミアムな時間をお楽しみいただきます。

 サイクルフェスタ08は2部構成で、第1部は午後3時から開始。 サイクリストにとって憧れの人、中野浩一さんが第1部のゲスト司会として登場予定です。 子供向けのプログラムとして“ヤッターマン”のショーが行われるなど親子で楽しめるほか、元オリンピック選手や現役ケイリン選手によるスピードチャレンジ、ケイリン界頂点のSS班選手によるトークショーなどが行われます。

 そして第2部は午後6時半から。北京パラリンピック日本代表選手が登場。1キロタイムトライアルやスプリントが披露される予定。そのあとは、オリンピック代表選手らによるポイントレース、チームスプリント、オリンピック・パラリンピック代表選手紹介などが行われます。

 また、今や若者を中心に注目度No1の女性シンガー、青山テルマさんが東京ドームで初のミニライブを行います。

 この第2部には日本テレビのアナウンサーたちもアシスタントとして登場予定です。 クライマックスはもちろん日本発祥のオリンピック正式種目であるKEIRINの模擬レース。 今年新たに創設された競輪界最高位のSS9名による、迫力あるレースを多彩な特殊照明と斬新な音楽演出で盛り上げてまいります。

 久しぶりに出現する東京ドームのバンクで走行体験できるほか、おもしろ自転車やオリンピック種目にもなっているBMXのエキシビションにサイクルミュージアムと、観て、体験して、体感して、サイクルエンターテインメント三昧の一日をお楽しみ下さい。

 入場料は1人800円(中学生以下は無料)で、チケットぴあなどで前売り発売中です。 サイクルフェスタ08 in Tokyo Dome の公式サイトは、http://www.cyclefesta08.jp/ です。

(2008年5月20日)
★北京パラリンピック自転車競技日本代表が正式決定

 本日(520日)、日本パラリンピック委員会(JPC)は、北京パラリンピック日本代表選手を正式発表いたしました。自転車競技代表推薦選手として内定していた4名(プラスパイロット1名)はいずれも本日正式に代表として発表されました。

4名とパイロットは以下の通りです;

石井雅史(クラス CP4)
藤田征樹(クラス LC3)
小川睦彦(クラス CP2)
大城竜之(クラス B&VI,パイロット高橋仁)

日本障害者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会の公式サイトにも発表が掲載されております;http://www.jsad.or.jp/paralympic/08pekin/media_news.htm#media_alljapan

今後も、おごることなく、地道に努力し、多くの真摯な皆様に喜んで頂けますよう、もがいて行きたいと思っております。

全国の皆様、北京パラリンピック自転車競技日本代表選手へのご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。そしてこれからも障害者自転車をよろしくお願い申し上げます。


(2008年5月20日)
★石井雅史が1キロTTで好タイムをマーク

 5月8日英・マンチェスターでのパラワールドカップに出場した石井雅史(CP4脳性まひ第4区分)は、1キロタイムトライアルに出場。緑色の鮮やかなUCIチャンピオンジャージに初めて腕を通してのレースとなったこの大会、石井は1分8秒553という好タイムをマーク。この記録は昨年石井がUCIパラサイクリング世界選でマークしたクラス世界新記録を上回るもので、もちろんCP4クラスではトップのタイム。今回、石井のクラスCP4はLC1・LC2というやや障害の軽いクラスと混合で行われ、トップはイギリスのLC2選手で記録は1分7秒台。石井はこれには及ばなかったが、全体で堂々の2位で、この大会の銀メダルを獲得した。

 この大会、1キロはホーム・バック同時スタートで行われ、一部の組み合わせでは追い抜き状態になったこともあり、好タイムが続出していた。特に「異次元のようだった」と言わしめたのが男子タンデム(視覚障害)。1キロは1分2秒、それもあとわずかで1秒台突入というタイム。ハロンは10秒3。 パラリンピックの年、多くの選手が調子を上げている様子がわかったようだ。


(Photo by Yuko SATO)

(2008年5月8日)
★石井雅史が英大会招待参加

 前年の世界選金メダリストらを招待するなどして行われる英・マンチェスターでのパラワールドカップに2007世界選CP4(脳性まひ第4区分)1キロタイムトライアル金メダリストの石井雅史が招待され参加。大会は現地時間5月8日9日に自転車競技(トラック)が行われる。石井は8日の1キロタイムトライアルに出場する。今回の1キロTTは、LC1/LC2/CP4が統一して行われる。北京の前哨戦として各選手の走りが注目される。

 大会の公式サイト: www.paralympicworldcup.com   
 

(2008年4月6日)
★JOMOクリック募金に日本代表・藤田のインタビュー

 会報電子版2008E1でお知らせしたJOMOでおなじみのジャパンエナジー「障害者スポーツ応援クリック募金」のサイトに北京パラリンピック日本代表藤田征樹(LC3)のインタビューが掲載されています。 

 ジャパンエナジー様のクリック募金はこちらのサイトです;

http://www.j-energy.co.jp/cp/society/click_tp.php

 ぜひご覧くださいませ。

 クリック募金は、クリックされた方に代わってスポンサー企業(この場合はジャパンエナジー様)が、所定の団体に1クリックあたり1円を寄付をする仕組みです。 クリックされた方の金銭的負担(募金)はいっさいございません。

 皆様ジャパンエナジーのクリック募金をどうかご利用くださいませ。 お友達・お知り合い・ご家族の方々などにも、お知らせくださいませ。

(上記の内容は、会報電子版2008-E3より抜粋・一部加筆。)

(2008年4月6日)
★NHK教育テレビで日本代表石井の特集番組放映予定

 NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で北京パラリンピック日本代表の石井雅史(CP4)の特集番組が放送される予定です。

シリーズパラリンピックへの挑戦 無心でめざす北京のゴール

放送予定 4月10日(木)20:00~20:29

再放送  4月17日(木)13:20~13:49

(念のため、新聞の番組欄などでご確認ください。)

 番組では、石井のトレーニングの様子やこれまでの大会の模様、インタビューなどが放映される予定。

 皆様どうぞご覧ください。

(上記の内容は、会報電子版2008-E3より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★お手伝いの募集

  JCAD日本チームサポートスタッフは、お手伝いしてくれる方を募集します。内容・趣旨等は以下の通りです。該当するような方がいましたらお話くださいませ;

 作業内容:

  (1) 合宿の際の手伝い  買出し、補給役、タイムチェック、ロードレーサーでの選手併走練習、運搬作業、など。

  (2) 合宿等の際、選手移動の手伝い ‐ 自力での移動が困難な選手はおりません。ただ、機材を運びきれない場合などがあり、その手伝いです。

  (3) その他。

 諸条件:

  (1) 報酬(日当)は原則出せません。JCADサポートスタッフも同様に無報酬のボランティアです。

  (2) 最低限の交通費・宿泊費(必要な場合)・食費(こちらで支給)は原則用意できます。

  (3) JCADサポートスタッフ・日本チームスタッフの指示に従える方。 ご自身の考えを持ち込んで振り回さない方。(“自分的にはこうだ”という方はふさわしくありませんし必要とされていません。) 1つのカテゴリーや種目に固執しない人。

  (4) JCAD日本チーム・サポートスタッフの目的達成を理解し、そのために一緒に歩んでくれる方。

  (5) 自転車競技歴の有無はあまり問いませんが、有ったほうが良いかと思います。 自転車及びこういった活動が好きであることが大前提です。なお、ロードレーサーでの選手併走は、競技歴のある方限定です。それなりの力(学連選手・実業団BR-3程度)でなければ難しいと思います。

  (6) その他、JCADサポートスタッフが判断。

  (7) なお、これはパラリンピックのチームスタッフを募集しているものではありません。パラリンピックのスタッフは別途内定しています。

  (8) 状況により、今すぐにお手伝いを求めるか、いずれ時期が来たらになるのかは、まだわかりません。長く一緒に楽しく熱くやれる人たちを熱望します。

 自転車好きで熱心かつ真摯な方を求めています。 

 お金にはなりません。時間も取られます。大変なことも時にはあります。しかし、普通に生活していては絶対に経験できない素晴らしいことを経験できます。大変大きな勉強になります。

 お近くに該当するような方がいましたら、本件についてぜひお知らせ下さい。 お問い合わせはメールにてお願いいたします。 応募・問い合わせ等ありましたら、詳しく説明し、検討します。 (非常に忙しい日々が続いており、すぐに説明が出来ないこともありえます。ご理解下さい。)

 一緒に大きな目標に向かって地道に進んで行ってくれる方をお待ちしています。

(上記の内容は、会報電子版2008-E2より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★北京出場枠の通達 代表選手の内定・推薦へ

  117日、国際自転車競技連合(UCI)は日本パラリンピック委員会(JPC)に北京パラリンピック国別出場枠の通達を行った。枠の通達はすぐにJCADにも転送された。

 UCIから通達された、日本の2008北京パラリンピック出場枠は、男子4枠。このうち、“Ring-Fenced”として脳性麻痺第2区分(CP2)カテゴリーの選手を出場させるよう求められた。

 UCIは、昨年末での2007ランキングポイント集計を終えたあと、国別(男女別)ランキングポイントによる枠の配分計算の元となる数字を変更した。昨年1月発表になった指針では、男子(の場合)トップの国のポイントを12で割り、12枠をトップの国に与え、12で割った数値を元に2位以下の国の枠を割り振っていく方式であった。しかし、枠の配分に当たり、UCIはこの1210に変更。そのため、男子トップのドイツはランキングによる枠の配分は当初12であったが実際には10のみが与えられた。同様にして、以下の国々も1つの枠が減らされた国が多い模様。中にはイギリスのように当初の計算方式よりも2つも減ってしまった国も。日本も、本来の12を元に算出する方式であれば5つの枠になるが、この方式により4つとなった。

 4枠の配分を受けて、JCAD日本チームサポートスタッフ会議を開き、北京パラリンピック自転車競技日本代表として、以下の選手を内定した;

 石井雅史(脳性麻痺第4区分、CP4)

 藤田征樹(運動機能障害3LC3)

 小川睦彦(脳性麻痺第2区分、CP2)

 大城竜之(視覚障害、パイロット高橋仁)

 上記選手は、内定選手としてこのほど正式にJPCに推薦した。正式な選手団の決定は5月にJPCによって行われる。

  JCADではBipartite Invitation枠の申請を行ったが、残念ながら日本には配分されなかった模様。枠の再配分もこれまでのところ日本には与えられていない。(4月2日現在。)

 昨年当初のランキングでは、枠は1つか2つ程度に終わる可能性があった。しかし、なんとか4つの枠が獲得できたのは、多くの皆様方のご支援・ご声援のおかげです。心から感謝申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2008-E1より抜粋・一部加筆。)

(2008・4月6日)
★北京パラリンピック自転車競技スケジュール

  UCIから北京パラリンピックの現時点でのスケジュール案が更新された。それによると、96()の開会式の翌7()からトラック競技。10()までの4日間行われる。アテネまではトラック競技は5日間であったが、今回は個人追い抜き・チームスプリントともに予選のタイムで金メダルマッチ・銅メダルマッチというUCIの最新の方式になり、またタンデムスプリントも1日で行われるため4日間に短縮されたと思われる。ただこの方式はすでに世界選などでも実施されているので、各国にとってあまり違和感はないのでは。

 トラック男子1キロはいずれもしっかり行われる。以前のスケジュールでは、男子視覚障害1キロが載っておらず、イギリスのヘッドコーチらも驚いていたが、今回の更新ではしっかりと掲載されていた。単純なミスだったと思われる。

 ただ、当初IPC/UCIが示していなかった形式も。この男子1キロは、LC3LC4が混合で行われることになった。それは良いのだが、「アテネの際に不評だった、異なる障害間の障害の重さに応じて考慮して実際のタイムに掛ける係数は男子には導入しない」とのことだったが、それがひるがえってこの男子1キロLC3/LC4に係数があてはめられることになった模様。LC3の選手は実際のタイムがそのまま最終タイムとして記録されるが、LC4の選手は実際のタイムの95.718%のタイムが最終タイムとして記録される。例えばLC4の選手の実際の走行タイムが現在の世界記録を1秒ほど上回る120000(80)だった場合、この95.718%というパーセンテージ係数が掛けられておよそ1165というタイムに変換される。

 ロードは1日おいて12()から14()までの3日間の開催。アテネパラリンピックの際には、トラック競技が行われたカテゴリーにあてはめられてやはり不評だったロードレースとタイムトライアルのそれぞれの結果に応じて順位点をつけてその合計点で争う方式が行われたが、今回はどのクラスもロードレース・ロードタイムトライアルをそれぞれメダル種目として行う。

 ロードはかなりのカテゴリーでクラスの統合・混合が見られる。男子ロードレースではLC1/LC2/CP4が一緒になり1つのメダル種目に。LC3/LC4/CP3が一緒になり1つのメダル種目になるなど。 またトライシクルはCP2/CP1が混合でロードレース、女子も含まれ、まさに混合。 タイムトライアルでは、トライシクル及び女子のほとんどではやはり係数が掛けられることに。なお、女子は各クラス人数が少ないので、LCCPはかなりまとめられ、タイムトライアル系の種目では、係数が掛けられることが多いようだ。

 果たして係数を取りいれることが正しいのか、正しいとしてその係数(パーセンテージ)が適切であるのか、これはまた大きな議論を呼びそうだ。 アテネでは、概して障害の重い選手が圧倒的に優位になったようだ。結果は大きな不評を買っていた。


(上記の内容は、会報電子版2008-E1より抜粋。)

(2008・3月6日)
★映画「ガチボーイ」(フジテレビ製作、全国公開中)のメイキングに日本代表石井(CP4)が登場

映画「ガチボーイ」(フジテレビ製作、全国公開中)のメイキングスペシャルに日本代表の石井雅史(CP4)が登場予定です。 石井のインタビューなどが放映される予定です。 ぜひご覧下さい。

主な放送予定は;
東京 フジテレビ 3月8日(土)14:30~15:00
北海道 UHB  3月9日(日)25:25~25:55
青森 ATV  3月15日(土)10:30~11:00
福井 FTB  3月8日(土)14:50~15:20
大阪KTV 3月8日(土)26:40~27:10
佐賀STS 3月8日(土)11:00~11:30
宮崎UMK 3月9日(日)9:30~10:00
鹿児島KTS 3月15日(土)26:35~27:05
沖縄OTV 3月8日(土)25:45~26:15
(念のため新聞のテレビ欄等でご確認下さい。)


(2008・1月1日)
★2008 新年明けましておめでとうございます

 
新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 2007年はJCADにとりまして、北京パラリンピック参加枠を獲得するために何が何でも・必死の思いでの活動となりました。 たくさんの皆様方からのご声援・ご支援・叱咤激励により、困難を乗り越え国際大会におきましてまずまずの成績を収めることが出来ました。 改めまして感謝申し上げます。

 本年9月、4年に一度の祭典パラリンピックがオリンピックに引き続き北京で行われます。 北京パラリンピックで好成績を挙げて、多くの皆様に喜んでいただけるように、今後もおごり高ぶることなく地道に努力して参りたいと思っております。 そうすることが障害者パラサイクリングを含む自転車競技の発展・その地位と社会的認知の向上に貢献できると確信しております。

 本年も多くの真摯な皆様と一緒に歩んで行きたいと願っております。

 そして2008年が真摯な自転車競技関係者の皆様に取りまして素晴らしい年になりますことを心から願っております。 北京でたくさんのきれいなメダルが獲れますように私たちもがんばって行きます。 今年もご支援ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・12月28日)
来年2月、明治神宮外苑で学連がクリテリウム

日本学生自転車競技連盟(学連)さんより、来年2月に東京の明治神宮外苑で開催されるクリテリウムの案内が来ました。これは学生のレースですが、一般の参加も可能なカテゴリーもあります。(30歳以上のマスターズクリテリウム;距離12キロ、参加料7,000円、 オープンライド;7.5キロ、レースではありません 参加料5,000円、など。) 詳しくは以下の案内をご覧下さい。都心を走れるまたとない機会と思われます。 なお、申し込み・問い合わせは学連さんにしてください。JCADでは特に参加受付・取りまとめなどは行いません。

2008年2月11日(月曜日・建国記念の日)に東京の明治神宮外苑で開催される、「2007年度全日本学生ロードレースシリーズ最終戦第二回明治神宮外苑学生自転車クリテリウム大会」(主催:日本学生自転車競技連盟(会長:佐々木一也)、特別協賛:株式会社日直商会、協賛:株式会社パールイズミ他)の参加者募集が始まった。

 本年2月4日に、東京都心部初のクリテリウム、50余年ぶりの都心サーキット・ロードレースとして行われた、日本学生自転車競技連盟創立70周年記念レースをベースとしながら、今回は「小中学生のタイム・トライアル」、30歳以上の男女JCF登録競技者が参加可能な「マスターズ・クリテリウム」、特に参加資格の制限がない「オープン・ライド」といった、大学生以外の参加者をも受け入れる企画となっている。オープンライドには日本や世界を代表するような選手OBも参加予定である。大学生の部は前回通り実力クラス別で行われ、トップカテゴリーは各校3名の代表による学校対抗である。このレースは2008年にオランダで開催される世界大学対抗選手権自転車競技大会の選考大会の一つとなる予定であり、また韓国からも大学生チームの参加が予定されているなど、前回より国際色も強まっている。

 地下鉄銀座線「青山一丁目」「外苑前」地下鉄大江戸線「国立競技場」駅から徒歩アプローチにて観戦可能。スタート・フィニッシュ地点は聖徳記念絵画館前である。雨天決行。

参加申込はJICF(日本学生自転車競技連盟)ホームページから申込用紙を入手し、1月8日までに郵送する方式となっている。

http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/

で「カレンダー&要項&結果」を選択、当該大会をクリック。

追記: ツール優勝経験のあるベルナール・イノー氏がこの大会のオープンライドに特別参加する予定があるそうです。

(上記の内容は、会報電子版2007-E10より抜粋。)

(2007・11月23日)
NHKラジオに古畑が出演 放送予定

 NHKラジオ第二で日曜朝8時から8時半まで(再放送同日午後7時から7時半)放送されている「ともに生きる」の1125()放送分に2007日本代表の古畑俊男(LC2)が出演します。


 「車いすキャスター&ディレクター」として活躍中の番組キャスター長崎圭子さんと、股関節脱臼の落語家「桂 こけ枝」氏との電話インタビューという形で障害者自転車についての紹介を行い、楽しいお話を進めていくようです。


 長崎さんは番組収録にあたり、「年間を通してできるスポーツに打ち込まれている障害当事者のお話を伺い、聞いている方々に“私もやってみよう” “障害とともにできるスポーツがあるんだ” などの気持ちになっていただけるような番組を作りたいと考えております。」と気持ちを述べられています。


 古畑は番組後半部分に登場予定です。


 放送は、11月25日(日)NHKラジオ第二:朝8:00~8:30

 再放送は、同日午後7:00~7:30 (いずれも全国放送です)


(2007・11月23日)
オープンアメリカン選手権,ポイント大幅増で帰国

 コロンビア・カリで開催されたオープンアメリカン選手権、大会6日目の11月17日にはロードタイムトライアルがカリ近郊のパルミラで行われた。
 コースは平坦、シンプルなコースだったという。日本の2名のカテゴリーはいずれも15.4キロで争われた。

 石井雅史がライバル、フランスのMichel Alcaineを2周目に逆転し21分20秒4で優勝。                   
 藤田征樹は初周は3位につけていたが、4位でのゴールだった。

 この大会で日本が獲得したランキングポイントは240点を超えた。来年の北京パラリンピック国別参加枠がかかるランキングポイントだが、8月の世界選ではまだまだ不十分と言えた。今回の上積みでいくらか明るい希望も持てるようになってきたのかもしれない。

 選手団は便の都合により、18日にカリを発ち、ヒューストン経由で20日元気に成田に降り立った。


 この大会参加に関しましては、多くの皆様からご支援ご声援を頂きました。カリの日系人協会の方々には、準備段階から大会期間中そして帰国時まで、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。

 選手団の皆さん、お疲れ様でした。スタッフの班目監督・平松TL、多岐に渡るサポートそして報告、有難うございました。

2007・11月14日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権3日目レポート

 大会3日目、チームスタッフからの報告をもとに、レースの模様をお伝えします。

 大会2日目は日本選手の競技は無く、3日目に藤田が3キロ個人追い抜きに、石井が1キロTTに出走した。

 CP4クラス1キロTTに出場した石井雅史はボルドーで自身がマークした世界記録を約1秒短縮する1分8秒247で個抜きに続いて金メダル。 見事な記録。 しかし、この大会では世界記録は公認されない見込み。かえすがえすも残念。

 記録が公認されない見込みであることは出走前にわかっていただろうが、それでも気持ちを切らすことなくベストの走りが出来る石井はさすが。 脱帽である。 北京ではLCクラスの王者にも負けない「絶対記録」を打ち立てて欲しい。

 石井は今大会トラック圧倒的な強さで2冠。 計90ポイントを獲得した。

 LC3クラス3キロ個抜き予選で藤田征樹は8月の世界選でマークした日本記録4分7秒を大きく更新する3分55秒779で1位通過し、午後の決勝へ。このタイム、世界記録を上回るものだが、やはり今回は公認されない模様。

 班目監督のレポートによると、「午前のセッションが終了して昼食を取っていると雷鳴が轟き突然スコールが襲い新設した屋根からの雨漏で走路が濡れ競技開始が30分遅れた。」 雨はやんだが風が出てきたという。 

 これに苦しんだのか、藤田はドイツのGRAFに0.8秒差で惜しくも銀メダルに。 GRAFのタイムは4分00秒417、藤田は4分1秒236だった。

 惜しくも1キロに続く金メダルはならなかった藤田だが、相次ぐ記録更新に監督も「凄いの一言だ」と驚いている様子。

 日本チームのトラックレースは参加4種目中3種目で金メダル、1種目で銀メダルを獲得。うち3種目は未公認の新記録だった。

 素晴らしい走りに、スタッフの真摯なサポートに、敬意を表します。

 しかし、競技はまだまだ続く。 まだまだ気は抜けない。 2日間の中日ののち、ロードTTが行われる。 石井選手藤田選手、スタッフの皆さん、体を休めたのち、次の種目でも健闘を祈っています。 何があるかわからないので、十分気をつけて気を抜かずに過ごして下さい。

 皆様、応援よろしくお願い申し上げます。
 
(2007・11月14日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権初日レポート

 パラサイクリングオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権は11日コロンビア・カリのベロドロームで開幕。 班目監督・平松チームリーダーからの報告によると、初日から2名の日本選手はいずれも金メダルという好スタート。
  報告によると、大会は21カ国198名の選手が参加。 

  LC3クラスの藤田征樹が1キロタイムトライアルに出場。 1分16秒236という記録で金メダルを獲得。 この記録は今年8月の世界選で中国のLIANGによって樹立された世界新記録を2秒あまり短縮した。が、今回の大会に備えて改築されたカリの競技場がUCIの公認をまだ受けていなかったため、記録は公認されない見込みとの事。 大会サイトでは、UCIのインスペクションを満足の行く結果で終わった旨書いてあったのだが。 しかし、ポイント獲得が最大の目的のこの大会、藤田は見事な走りでいきなり45ポイントを獲得してくれた。

  CP4クラスの石井雅史は3キロ個人追い抜き予選で3分42秒197で走りダントツで1位通過。 決勝はフランスのALCAINEと対戦。監督からの報告によると、ALCAINEは玉砕戦法のようにスタートから全力で飛ばす。しかし石井は余裕を持って対応し、自己のペースを守って快勝。 こちらも金メダルで45ポイントを獲得。 

  石井・藤田共に世界選では銀メダルだった種目で金を獲得し、大きくポイントをゲットしてくれた。

  2度君が代が流れ、「サポート冥利に尽きる」とスタッフも感激の様子だった。


(2007・11月11日)
UCIパラサイクリングオープンアメリカン選手権が開幕

来年の北京パラリンピック参加枠に影響を与える最後の大会、UCIパラサイクリングオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権がコロンビア・カリにて11日(現地時間)より行われる。 

 日本チームは7日成田を発ち、途中米国内で一度乗り継いだ後、現地時間の7日午後11時半にカリの空港に到着。主催者や現地の日系人協会の方々さらには軍の出迎えを受けた。日付が替わった8日午前0時過ぎにホテル入り。

 班目監督から入った連絡によると; カリのベロドロームは昨年新しい屋根がついた。アテネと同じく、周りは壁が無い。アテネにはスクリーンのようなものがあり風除けになったがこのカリのバンクには無く、良い風が入ってくる。石井、藤田両選手ともヤル気満々、コンディションも上々。カリの日系人協会の方々が協力をしてくれて、とてもありがたいです。

 また、監督と平松チームリーダーからの報告によると、参加規模は世界選には及ばないが、それでも20数カ国が来ている、とのこと。 

 競技はトラックから開始。初日は石井が個人追い抜き、藤田が1キロタイムトライアルに出場予定。 2人の素晴らしい走りに期待がかかる。 

 日本に残った仲間たちそして多くの応援してくださる方々から、日本選手団に温かい応援のメッセージを頂いております。心から感謝申し上げます。 

 遠く離れた南米コロンビアで体を張って日本のために奮闘する選手団に更なるご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
 

(2007・11月6日)
愛の競輪レポート

前号でお知らせした、知的障害を持ったサイクリストが千葉競輪開設記念競輪レースの合間に競輪競争を行う「愛の競輪 僕たちの千葉記念」が1027日台風が接近する悪天候中行われました。富里福葉苑自転車競技部の堀江さんからのレポートを掲載します。

 第5回愛の競輪もあいにくの雨でしたが無事、終わることができました。

 レースですが2005年にハロンで好タイムを出した藤原健人が今年も2コーナーからダッシュ、藤原の番手にいた大木 聡が後ろを固め、7番手から2007年に1000メートルで優勝した鈴木 幹雄がまくり鈴木 幹雄一着、それに飛びついた大木 聡が二着、千葉所属S級の河原さんが三着と言う結果だった。

 今回は競輪選手会も豪華メンバーで大澤副支部長初め川原 義彦さん・丸山 真改さんと誘導には吉岡 稔真氏の予定でしたが都合が悪く日本競輪選手会千葉支部のS級 鈴木 栄司さんが誘導を引き受けてくれました。台風直前のレースでしたがプロ顔負けのレース展開になり場内からは大きな歓声と大きな拍手が送られていました。

 このレースも5回目を向かえ今後も一層長く続けて行きたいと思います。

 ここまで富里福葉苑の自転車競技部の選手がやっていけるのも日本競輪選手会千葉支部の廣瀬支部長さん初め、競輪選手会千葉支部の皆様の支えがありできていると感じております。感謝の気持ちでいっぱいです。
 今後も知的障害を持ったサイクリストの社会的認知が今後ますます高まることを、周りでサポートくださる人たちに感謝しています。


(上記の内容は、会報電子版2007-E8より抜粋。)

(2007・11月6日)
UCIオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権派遣

1111日よりコロンビア・カリで行われる、いわゆる「地域選手権」である、UCIオープンアメリカン(パラパンアメリカン)選手権へ出場する選手を2007国際大会代表選手より選抜。 以下の選手・スタッフを派遣する予定; 

選手:

石井雅史(CP4

藤田征樹(LC3

スタッフ:

監督 班目秀雄

チームリーダー 平松竜司

 このオープンアメリカン選手権は1111日から18日まで開催される予定。 北京パラリンピック国別参加枠に影響を与える最後の国際大会。参加国は26カ国前後との事。 日本チーム選手スタッフの活躍を心から祈ります。

 皆さん、この大会に参加する上記選手・スタッフに温かいご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。 

 アメリカン選手権に向けては、10月に2度の合宿を週末を利用して行い、調整を続けた。2度目の合宿は突然の台風の影響を受けて外での練習は1日だけになったが、神奈川競輪選手会様などのご協力により、良い練習が出来た。タイムもまずまずだった。

 この2度目の合宿には、JCFトラックチームのメカニックを務める森昭雄さんにお越し頂いた。8月のUCIパラサイクリング世界選手権でご活躍頂いた鬼原積さん(やはりJCFチームのメカニック)と同様に、森さんにもとても親身になってサポートして頂いた。タイヤ交換・点検、自転車の整備・チェック、ギアの交換、などなど・・・・ 練習の合間や食事の時などは陽気な関西弁で選手スタッフをリラックスさせてくれました。森さんも鬼原さんも、JCFエリート選手が相手であろうがパラサイクリング代表選手が相手であろうが、何ら変わることなくプロフェッショナルな姿勢で仕事をこなしていました。学ぶところがたくさんありました。心から感謝申し上げます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・11月4日)
UCIパラサイクリング 日本がランクアップ

世界選手権が終わり、UCIパラサイクリングのランキングが更新された模様。UCIから連絡があった。(さすがにUCIになって、行動が素早いし、世界選のときに「9月末までには更新したい」と言っていた通りだ。)

北京パラリンピック国別参加枠に影響する国別ランキングにおいて、日本は2006年ランクから大きく上昇。男女総合では昨年20位だったが世界選を終えて16位にアップ。男子国別ランキングでは昨年の16位から12位(いずれもJCAD集計)にやはり上昇。合計ランキングポイントは1052点。

ヨーロッパ勢は2005年ヨーロッパ選のポイントが消えたが、その分を週末に行われる小さな地域カップ戦でじわじわとポイントを稼いでいる。それを考えると、日本の上昇は立派。

男子トップはスペインで、ドイツに代わってトップに立った。しかしスペインは11月のオープンアメリカン選手権に参加するかどうかは微妙で、すでに参加を表明しているドイツが再び逆転する可能性が大。ドイツがどこまでポイントを伸ばすかは日本の枠配分にも影響を与えることになる。

日本のすぐ下13位にはベルギー。その差はわずかに34点。ただ、4月一宮・豊橋での国内選手権のポイントが今回のランキングポイントには加算されていない。これはIPCからUCIへの移行に伴い担当者が変更になったり新たに加わったりしたため。UCIランキング担当者からは先週連絡があり、「年末に再度ランキングを更新する際には日本の国内選手権のポイントを加算する」とのこと。少なくとも100点以上が加算されることになる。(なお、ポイントは世界選手権など主要な国際大会に出た人が獲得したポイント・各クラスその国の最上位者のみのポイントが国別ランキングポイントに加算される。)11位の南アフリカとは136点の差であるが、これをかなり縮められるのでは。ただ、南アで同様に国内選手権をきっちり行いリザルトを出していればその差は縮まらないし、むしろ広がるだけになる。

また、11月コロンビア・カリで行われるUCIパラサイクリングオープンアメリカンリージョナル(パラパンアメリカン)選手権での参加状況と結果が最終的に枠を決めるものになるだろう。この大会は世界選よりは規模もやや小さくなりそうで、またポイントも世界選よりは小さい(世界選のポイント係数は4だがこちらは3。)

したがって、北京の枠がいくつになるのかということはまだまだわからないというのが現状。また、枠は国別に与えられ、各カテゴリーごとにあるいは個人に与えられるということは無い。(例外:5つの招待枠)

JCAD日本チームは、枠を1つでも多く獲れるよう、オープンアメリカン選手権への派遣と好成績を目指して、引き続き努力をしているところである。

(上記の内容は、会報電子版2007-E7より抜粋。)


(2007・11月4日)
日本チームへ ご支援のお願い

世界選手権は終わりましたが、まだ精算が終わっておりません。11月にはコロンビアという遠い国でまた大会があります。日本チームの財政は厳しいと言うのが事実です。また、世界選に参加した選手はいずれも20数万円以上のエントリー費を支払い、それ以外にも機材輸送料などかなりの自己負担をすでに強いられております。 JCADスタッフはそれ以上で、今後に暗い影を投げかけるのではと危惧しております。

その上、11月のコロンビアの大会に出る選手もいます。2重の出費・苦労です。 

それでもコロンビアの大会に日本チームは出場しなければなりません。多くの皆さんにとって夢である北京パラリンピックの枠がかかっていますから。

 パラサイクリング日本チームへ温かいご寄付をここにお願い申し上げます。

 ご寄付は下記の日本チーム口座までお振込みいただければ幸いです;

 三菱東京UFJ銀行 海老名支店

 普通0873320 JCAD日本チーム 栗原 朗

 御理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


(2007・8月14日)
2007UCI
パラサイクリング世界選、開幕へ

2007UCIパラサイクリング世界選手権は819日より22日までトラック競技、24日から27日までロード競技がフランス・ボルドーで開催されます。いよいよ、です。今年からUCIになり、真の「競争の世界」になることが予想されます。UCIのサイトにおいても紹介されています。

この世界選は、これまでのどのIPC世界選よりも規模が大きい大会になる様子。参加国は40カ国を超え、参加選手も400人を超えるという。これまでよりも数段厳しく激しい戦いになります。

 UCIパラサイクリング世界選サイト http://www.bordeaux2007.com/ トップにはアテネパラリンピックでの日本の大城・丹沢ペアの写真が載っています!

(2007・8月14日)
UCI
パラサイクリング世界選手権日本チームの紹介

 本年2月にIPCからUCIへの統括権移管が正式にスタートし、障害者自転車はパラサイクリングというカテゴリー名でUCIの仲間入り。その記念すべき、最初のUCIパラサイクリング世界選が今年8月フランス・ボルドーで開催される。

 この2007UCIパラサイクリング世界選に出場する日本チーム選手団がこのほど固まった。選手は以下の通り;

 石井雅史(CP4) 小川睦彦(CP2) 大城竜之(BVI,パイロット高橋仁)

 古畑俊男(LC2) 藤田征樹(LC3) 佐久間明夫(LC1) 奥村直彦 (HC-C

 また、監督には、昨年同様、班目秀雄さん(JCFトラックナショナルチーム監督)。 メカニックには、JCFメカニックの鬼原積さんにお越しいただくことになった。 通訳市川雅敏さん。 マッサーにはJCFマッサーからのご紹介で、高橋(相原)太一さん。 

 昨年同様、今年もキャプテンシーを導入。昨年に引き続き、経験豊富な佐久間明夫が日本チームを引っ張って行ってくれることだろう。

 このメンバーで日本は北京パラリンピック国別参加枠のかかった今年の世界選に挑む。すでに強化合宿を9(トラック・ロード合わせて)行うなど、選手は忙しい合間を縫って必死にもがいている。広いカテゴリーに上位を狙えそうな選手だけをそろえた今年の日本代表。昨年活躍した選手は昨年以上を、今年が初参加の選手はいきなりの大活躍を狙っている。歴史的な最初のUCIパラサイクリング世界選手権。しかも、トラック競技は昨年のUCIトラックエリート世界選が行われたバンク。北京の枠もかかる、大きな大きな意義を持つ今年の世界選。日本チームに向けて、多くの皆様からの熱い御支援御声援をよろしくお願いいたします。

(2007・8月14日)
日本チームへ ご支援のお願い

まもなくフランス・ボルドーで開催される2007UCIパラサイクリング世界選手権の日本チームが前述のように決定。好成績を目指して選手は練習に励んでいます。

今年の世界選も選手はすでに多額の自己負担を強いられており、これが今後も増えることが予想されるのが現状です。円は対ユーロ最安値を更新するなど日を追うごとに費用が増えています。機材の輸送・現地でのレンタカー・補給食など、エントリー宿泊・渡航費以外にもかなりの出費が見込まれ、日本チームはこれまでに全く前例がないほど資金的に苦しい状況です。多くの真摯な方々から支援を受けております(別項参照)がそれでもJCAD役員は多額の自腹サポートをすでに行っているだけでなく借金覚悟で臨んでいるのが実状。生活の全てが崩壊しようとしています。 それでも日本チームの資金は厳しいです。各選手の自己負担もこれ以上増えると厳しくなります。選手にはお金について心配することなく、練習・競技に集中出来る環境を与えたいと強く願っています。 

 自転車好きの皆様から、2007UCIパラサイクリング世界選手権日本チームへ温かいご寄付をここにお願い申し上げます。

 ご寄付は下記の日本チーム口座までお振込みいただければ幸いです;

 三菱東京UFJ銀行 海老名支店

 普通0873320 JCAD日本チーム 栗原 朗

 御理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(2007・8月14日)
ご支援頂いております皆様のご紹介

2007JCAD日本チームにこれまでご支援頂いております企業団体様をご紹介いたします。

日本プロフェッショナルサイクリスト協会(寄付金、スタッフ派遣受諾、各種ご理解ご協力など)
  株式会社サテライトジャパン(寄付金)
  ()日本自転車競技連盟(JCF; 国際ライセンス発行、各種手続きとJCADのご紹介、練習ジャージのご提供、など)
  ビットリアジャパン(JCFを通じて、タイヤのご提供)
  オージーケーカブト株式会社(トラックタイムトライアル用ヘルメット・ロード用ヘルメットのご提供)
  ダイナソア株式会社(マッサージオイルなどのスポーツバルムのご提供)
  株式会社パールイズミ(Tシャツ、ウィンドブレーカー、シューズカバー、グラブのご提供)
  メダリストプランニング(MSTシャツ・パンツのご提供)

心から感謝申し上げます。

また、補助金支援金のお話も頂戴しており、現在お話を進めているところです。これは、日本競輪選手会や日本自転車振興会などの多くの方々からの後押しにより、お話が具体化したものです。厚く御礼申し上げます。

 障害を持ったサイクリストを叱咤激励し、支援してくれる方々・一緒になって真摯に歩んでくれる方々がいることを皆さんどうか御理解ください。

(2007・7月9日)

国際大会日本代表を通達 北京への道

 JCAD日本チームサポートスタッフ会議が豊橋の大会後2度開かれ、北京への道につながる今年の国際大会日本チーム選手選抜について協議。すでに日本チーム入りしていた石井雅史、小川睦彦、大城竜之(パイロット高橋仁)に加えて、以下の選手が代表として選抜され、各選手に通達を行った;

  古畑俊男(LC2)藤田征樹(LC3)佐久間明夫(LC1)奥村直彦(HC-C

 北京パラ代表もまずは今年の代表選手から選ばれていくことだろう。しかしそのためには世界選などで昨年以上の好成績を全ての参加者が達成し、国別参加枠を勝ち獲る必要がある。2001年以降すっかりプロ化した欧米・豪などのパラサイクリング事情の中に入っては、我々の情勢は厳しい。ましてや、ヨーロッパでは地域カップ戦が何度も行われ、ポイントを徐々に積み重ねていく。上位の国々がどんどん枠を獲っていくシステムにおいて、日本まで枠が残っているのか、が大きな焦点のひとつ。そのためには他の国々を蹴落として上位に上がる必要がある。1つの枠は確保した模様だが、それ以上の上積みが出来るかどうかは今年にかかっている。厳しい日々はこれからまだ続く。

 ポイント争いだけでなく、選手・スタッフは費用面でも苦しい戦いを強いられているのが現状。

 日本チームに向けて、多くの皆様からの熱い御支援御声援をよろしくお願い申し上げます。

(上記の内容は、会報電子版2007-E5より一部抜粋加筆。)

(2007・4月29日)
★アスリートの姿 2007日本障害者自転車競技大会

 2007日本障害者自転車競技大会はトラックが4月14日に一宮競輪場で、ロードタイムトライアル競技は翌15日豊橋市万場調整池で開催された。今年の大会は8月にフランス・ボルドーで開催されるUCIパラサイクリング世界選手権及び北京パラリンピック選考の参考資料となる大会としても位置付けられた。

 14日のトラックは強い風に苦しみ、落車の心配もあったが、選手はいずれも歯を食いしばる走りでそんな心配を吹き飛ばしてくれた。石井雅史(CP4) や大城竜之(視覚障害)が強風下まずまずのタイムを出していた。石井(スキップ)は1キロで14秒台をマーク。抜群のスタートを決めていた様子。大城ペア(チェブロ)は全種目で他を圧倒。独走になってしまった個抜きも、昨年を5月の大会を上回るものだった。さすがにこの両選手は別格という感じか。

 両選手とも春先は今ひとつ調子が上がらず、日本チーム担当スタッフから不評を買ったがそれに猛反発したのか、その後しっかりとしたトレーニングをしてきたことが証明された。今後も日本の牽引車として、「勝ってみせる!」という強い思いを持ってがんばって欲しいもの。

 トラックでは、これまでロードレーサーで出ていた選手が今回はトラックレーサーで出場するなど、トラックへの積極的取り組みが見られた。今後、さらに力を伸ばして、トラック競技の普及・発展・向上につなげることが期待される。トラックレーサーを使ってのバンクでの競技はやはり爽快で楽しいものです。


  
一宮競輪場での大会では、毎回日本競輪選手会愛知支部の皆様に様々なご協力をしていただいています。 今回もお手伝いいただきましたことに、心から感謝申し上げます。 また、当日は場外が行われていましたが、滞りなく大会が行われ、お客さんからも温かい声援が飛んでいた。 関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

  翌15日豊橋市の万場調整池のコースで行われたロードタイムトライアルは、心配された強風はそれほどでもなく、穏やかな気候に恵まれた。また、路面コンディションも非常に良く、好タイムが続出。CP2の小川睦彦が力強い走りを披露。世界選に向けてまずまずのコンディションの様子。今後は“軽いギアクルクル”ではなくて、大ギアも使える走りをして世界のトップに立って欲しいところ。

  トライアスロンで実績のある古畑俊男(LC2)が登場。あとのグループの石井雅史との白熱した走りは見ごたえがあった。古畑はすでに世界のベスト8に値する力を見せていた。LC3の藤田征樹はまだ20代前半だが華麗なペダリング。古畑・藤田共に今後世界を目指してどれだけ力を伸ばしてくれるか、注目が集まるのでは。

  LC1のベテラン佐久間明夫(ヴィテス市川)が最後に意地の好走。ハンドサイクルではC区分の奥村直彦がドイツ製の自転車でまずまずの走りをしていた。

  ロードTTでも目立ったのはやはり石井と大城・高橋ペア。いずれも上位入賞あるいはメダル圏内の走りだった。とは言うものの、まだまだ先は長く、外国勢は圧倒的優位な環境を生かしてさらに力を伸ばしてくることは確実なので、一切の油断・甘え無く奮闘してほしいもの。

  今大会では、走りだけではなく、機材面・マナー面などにおいても「アスリート・サイクリスト」と呼ぶにふさわしい面がいくつも見られた。少なくとも、今回の参加者(前年を上回った)はUCIへの移管・これからは自転車競技の1つのカテゴリーとして仲間入りした、といったことを理解し実践されていると感じた。敬意を払いたい。今年の大会は、サイクリストによる立派な競技大会として胸を晴れる走りにあふれていた。

  今大会開催に関しまして
お世話になりました愛知県自転車競技連盟を始め、一宮競輪場、水資源機構はじめ、多くの皆様方に心から感謝申し上げます。

(2007・4月12日)
★2007日本障害者自転車競技大会の申し込み締め切り

  2007日本障害者自転車競技大会の参加申し込みは去る3月26日で締め切りました。 たくさんの申し込みを頂き、厚く御礼申し上げます。

 昨年を上回る参加者数になり、また、初参加の方々も多く、意義深い大会になることが期待されます。 大会への協力・後援などの団体様も当初より増えました。

 日本自転車競技連盟の競技者登録をされている方は、当日登録証をお持ちください。現在申請中の方は、申請中を証明できる書類をお持ちください。

 事故無くそれぞれベストの走りをされることを願っています。 試走の際、無理に他の選手を追走することなく、また、蛇行など危険走行の無いようにお願いします。 特にバンク(トラック)での走行に慣れのない方は事前にその旨伝えてください。

 大会は競技大会であり、開催中施設内は原則禁煙となります。御理解願います。

 本大会のリザルトを国際機関(IPC/UCIパラサイクリング)に送付する予定です。 すでにその旨の連絡・承認を受けております。

 なお、本サイトの2007大会にも記載してありますとおり、また参加者に送りましたスケジュール・受理証に記載してありますとおり、ロードタイムトライアル(4月15日豊橋市)HC-B男子とHC-C男子のカテゴリーの距離が13.75キロから16.5キロに変更になっております。 ご注意ください。 変更になりましたことをお詫び申し上げます。

 大会も目前に迫ってまいりました。トラックは天気予報が少々心配ですが、トラック・ロード共に素晴らしいレースになりますことを祈っています。それを作るのは出場される選手の皆さんです。

(上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋加筆。)

(2007・4月12日)
★仕事と自転車 両立の価値

 この活動をやっていて、問い合わせ・ご意見などを頂くことが頻繁にあります。 多くの企業・団体様とお話をさせていただく機会もたくさんあります。

 しばしば誤解されていることの1つに、協会スタッフの立場があります。

 JCADスタッフは、全員が別途フルタイムに仕事をもちながら、原則ボランティアでこの活動をしています。 誰一人として、専属でお給料をもらってこの活動をやっているスタッフはいません。 大会の準備、メール会報やサイトの作成・維持管理、企業団体とのお話し合い、国際大会遠征、などなど、スタッフの活動のほぼ全てはお手当て無しで、自己負担を強いられての活動になっているのが実状です。 活動の交通費すら自己負担になることのほうが圧倒的に多い。 わずかばかりの「日当」も、国内大会の時くらいで、合宿も海外遠征もその費用のかなりの部分(あるいは全額)を自己負担でまかなわなければならないくらいですから、お手当てどころではありません。 なかなか大変です。 皆さんに喜んで欲しい・自転車を一緒に楽しみたいとの思いでやっている部分が強いこととあわせて御理解いただければうれしく思います。

 このことは、選手の方々も同じかと思います。 皆さん、仕事を持ち、練習や機材の整備などは仕事の前・終わった後、そして週末に行っているのが実状でしょう。 仕事で肉体的にも精神的にも疲れた体にムチを打って、練習などに取り組むことはやはり大変です。 これをこなしている皆さんには敬意を払います。

 スタッフも選手の皆さんも、フルタイムで自転車に取り組めたら、どれだけ楽か。 もっとたくさんのことが出来るのに、と思い、歯がゆいことがあります。でも、仕方がありません。

 自分にとって仕事は最大のスポンサーと思って割り切ってやっていくしかありません。 実際、これほどお金をいただける「スポンサー」は他には、少なくとも今現在は、ありません。 そして、仕事も楽しんでやらないと、ストレスたまり、行き詰ってしまいます。 また、仕事を通して、自転車だけでは知り合えない色々な方々と交わることが出来、そしてそこから色々なことを経験し学び、得て、それを自転車に生かすことも可能です。 自転車だけで生活している「プロ」では成し得ないことかもしれません。 そう考えると、仕事をしながら自転車活動も楽しめるものになるのでは。 不利な状況から逆にプラスを引き出せれば、不利が有利にもなりえます。

 仕事をしていると、通勤時間を合わせて少なくとも11時間前後を毎日取られます。 寝る時間・食事の時間などを差し引くと、平日残っている時間はかなり限られます。 この限られた時間にどれだけ集中して自転車に取り組むか、そしてそれを続けるか、そして仕事から経験した色々なことをどう生かしていくか、ここに大きな価値があるのではと考えますがいかがでしょうか。

 容易では無い仕事と自転車の両立。 しかし、どちらもうまくやっている人間は、フルタイムでやっている“プロフェッショナル”な方々に決して劣らないし、むしろより価値があるのではとすら思います。 (もちろん、フルタイムでやっている方々はすごいものがあると思います。)

 難しいこと・大変なことも必死にそして集中して持続していることを誇りに思いたいですし、どうか誇りに思ってください。 そして、さらに良いものを作り上げて欲しいと心から願っております。

 上記の内容を、仕事との両立で苦しんでいる選手・スタッフに送ります。 胸を張りましょうよ! 傲慢にはならずに。

  もちろん、自転車に毎日専念出来るようになることを実現したいと強く思っています。 それがやはりベストですから。 その日までは、誇りに思って奮闘し、困難を切り抜けていく明るさと勇気を持って進むしかないです。 御理解願います。

(日本障害者自転車協会理事栗原。上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋加筆。)
(2007・4月12日)
★ドーピングに注意

 ドーピングはスポーツ界を揺るがしてきた厄介な問題。 しかし、もしも高いレベルの競技を目指すというのであれば、ドーピング問題を避けて通ることは出来ない。

 JCADを含めて、各競技団体の強化選手・ドーピング調査指定選手は定期的な、では無くて、常にドーピング検査の対象になっている。 それは異常と思えるくらい厳しい。 プライバシー違反では、と口うるさい人たちからは非難されかねないほど。 というのは、居所調査というものがあり、文字通り居所を反ドーピング機構などによってチェックされるもの。 また、抜き打ち検査もある。 これを拒否は出来ない様子。 突然機構の人たちが自宅にやってきて、「ドーピング検査します」と述べて自宅に上がってくる。 そして選手と(選手の自宅の)トイレに行き、尿を出してもらいそしてその尿を持ち帰り検査するという。 

 まるで国際大会の表彰式前のドーピング検査のようだ。 国際大会の場合には、事前に行われることがわかるが、居所調査による抜き打ち検査はまったくの突然の検査。 まさに抜き打ち。 プライバシーとか、そんなことが通じないかのような厳しさ。 しかし、これは今後も続けられるだろう。 一切のごまかしが効かないかのようだ。

 選手の皆さん、ドーピング対策は神経質すぎるくらい十分に行ってください。 薬・サプリメント・ドリンク類については、各自で日ごろから注意してください。 

(上記の内容は、会報電子版2007-E4より一部抜粋。)

(2007・4月11日)
★2007日本障害者自転車競技大会情報 バンク・コースの紹介

 前号(注:会報電子版2007-E2号)でお伝えしたとおり2007日本障害者自転車競技大会は4月14日にトラック競技が一宮競輪場で、翌15日にロードタイムトライアル競技が豊橋市万場調整池で行われる。大会についていくつか情報をお伝えします。

 トラック競技は愛知県一宮市の一宮競輪場で開催。以前とは異なり、1日フルに使っての開催予定。従って、時間的にこれまでと比べてゆったりしたものになることが期待できる。(ただし、参加人数によってはあまりゆったりしたものにはならないこともあるのでご理解ください。) このバンクは1周400メートル。最大カントはおよそ33度50分、直線カントはおよそ2度51分、みなし直線はおよそ64メートル。競輪のビッグレースも何度となく行われているこのバンクで2007大会が出来ることはとてもうれしいこと。競輪関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 ロードタイムトライアルが行われる豊橋市の万場調整池は1周2.75キロ。愛知県自転車競技連盟スタッフの方によると、コースはほぼフラット。高低差はあっても2メートルほど。スタート予定場所からオモチャの双眼鏡でもあればコース全体を見渡すことができるという。見かけは真平らだが、強い風が常時吹いていることが多いそうだ。 追い風になると当然高スピードになりえるが、向かい風になるとかなりスピードは抑えられそう。 「みかけ平地 体感山岳コース」という意見もあった。

(上記の内容は、会報電子版2007-E3より抜粋。)

(2007・4月11日)
★2007大会トラック200フライングTT(ハロン)のハンドル

 4月14日一宮競輪場で行われる2007日本障害者自転車競技大会トラック競技で行われる200メートルフライングタイムトライアルは、いわゆる“ハロン”です。 スプリントの予選として行われる競技と理解してください。 従って、DHハンドル ブルホーンなどの使用は認められません。 この種目にエントリーされる方は、ドロップハンドルを使用してください。

(2007・4月11日)
★国際大会に向けた取り組みについて

 JCADではほぼ毎年国際大会に向けての取り組みを行っています。 来年北京パラリンピックがあるためか、昨年来国際大会についての問い合わせがいくつもあります。 自転車そのものよりもパラリンピックにしか関心がないのであればとても残念であります。 今後の取り組み・予定や姿勢などについて以下に記します。

 2007UCI障害者自転車(パラサイクリング)世界選手権が今年8月開催予定。 JCADではこの大会に向けて、日本チームを結成し、高い目的を立ててその目的が達成されるように選手を選抜しトレーニングなどを行い、サポートしていく計画で、すでに動き出しています。

2007世界選の目的:

A2008北京パラリンピックの参加枠を獲得出来るように努めると同時に、北京でのメダル獲得が出来る体制を作る。
B)前年に近い成績を目指す。
C)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)及び(B)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
D)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによって障害者自転車の地位向上と認知を図る。

 協会としては派遣費用について、非常に厳しい状況にあるが、それでも一部について協会負担を予定している。日本チームメンバーは選抜し46名前後を予定している。(最高でも6名かと思われる。既報の3名だけの場合もある。)2006世界選手権の結果、さらには指定する国内の大会(2007日本障害者自転車競技大会)を参考資料とし、上記目的にかなう選手のみを日本チームメンバーとして日本チームサポートスタッフ会議での合議により選ぶがその主な指針としては以下とする

106世界選でメダル獲得・上位入賞した選手を内定し先に選抜する。(既報の通り。)
2.メダル獲得の期待が世界選においても北京大会においても出来る選手。同レベルの選手がいる場合、複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。
3.出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4.日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会的行為(一例:ハラスメント)を行っていないこと。
5.日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、日本チーム全体に貢献する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を汚す行為を行っていない者。
6.パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するIPC規定及びIPCによる解釈に反しない選手。(現在あるいは過去3年間において;UCIトレードチームに属していない・ナショナルチームに選考されていない(ナショナルジャージを着ていない)UCIのあらゆる大会に国を代表して出ていない・競輪選手でない・レースに出て生計を立てるプロでない、など。)
7.視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8.複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手を優先する。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、ハンドサイクルは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9.上記にあてはまる選手以外にも目的達成に近づくために、入賞を世界選においても北京大会においても狙える選手などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。
10.ポイント獲得という目的上、原則として、各カテゴリー最大1名とする。ただし、複数のメダル獲得の可能性が非常に高い選手がいる場合はこの限りではない。(なお、各カテゴリーから必ず1人を選ぶということではない。)

 北京パラリンピックに関しては、枠が無ければ話にならない。昨年の活躍で枠1つは獲得した模様。枠をさらに獲得するためにはポイントを稼ぐことが必要で、このための戦略を立てて、スムーズ・円滑・集中できるチーム体制を作り実行していくことが全体の利益になる。(1人だけ良ければ、という体制・雰囲気では目的は達成されないだろう。)  チーム全体に貢献してくれる選手であれば、相乗効果により他の選手の成績もアップすることだろう。 そんなチームを作ることも目的。 また、多大な犠牲を払いながらも自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、障害者自転車の地位向上を図りたい。

 北京のパラリンピックに向けては長期的視野で取り組んでいる。ちょっとやってメダルが獲れるほど甘くないので。すでに昨年から北京への活動は始まっている。 大きな目標の一つである北京に向けてもやはり高い目的を立てて、その目的達成のために動いています。

2008パラリンピック大会の目的:

A)複数選手による複数のメダル。
B2008以降にもつながる好成績の獲得。
C)そのために、すべての選手・スタッフが練習・競技に集中できるように、スムーズで円滑な活動が出来る・お互いを引き出す相乗効果のある障害者自転車日本チームにすることも目的とし、それを達成する。また、これが無ければ上記(A)及び(B)の目的は過去の例から困難になることを理解する。
D)自転車に真摯に取り組んできた選手をサポートし、それによって障害者自転車の地位向上と認知を図る。

 2006IPC世界選手権及び2007UCI世界選手権の結果、さらには指定する国内の大会(予定:2007日本障害者自転車競技大会)を参考資料とし、上記目的を達成するため北京大会日本チームメンバー選考の基準としては以下とする予定;

1.ポイントを多く獲得した選手を優先して選考する。(0607年のIPC/UCI世界選のポイント及び2007日本障害者自転車競技大会のポイントをUCI/IPC規則に従い算出し、ポイントの多い選手を優先する。) その選手は、以下に示した項目にあてはまるものとする。
2.北京大会で行われるメダル種目において、メダル獲得の期待が出来る選手。複数種目で(特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において)獲得が期待できる選手を優先する。
3.出場誓約書に同意し署名捺印する人。
4.日本チームにふさわしい人格と協調性を持っていること。反社会的行為(一例:ハラスメント)を行っていないこと。
5.日本チームの公正・円滑な運営を妨害せず、日本チーム全体に貢献する者。及び日本障害者自転車協会の名誉と評判を汚す行為を行っていない者。
6.パイロットに関して; (1)上記3から5があてはまるもので、(2)パイロットに関するIPC規定及びIPCによる解釈に反しない選手。(現在あるいは過去3年間において;UCIトレードチームに属していない・ナショナルチーム選考されていない(ナショナルジャージを着ていない)UCIのあらゆる大会に国を代表して出ていない・競輪選手でない・レースに出て生計を立てるプロでない、など。)
7.視覚障害者選手は、2人乗りタンデムでの走行結果だけでなく、視覚障害者選手自身の能力を考慮して選考する場合がある。
8.複数の選手の力が同等とみなされる場合、より多くの種目で好成績を稼げる可能性の高い選手を優先する。ただし、競技種目数の差は考慮する。(例:視覚障害者は最大5種目だが、ハンドサイクルは2種目しかないので、その種目数の差は考慮する。)
9.上記にあてはまる選手以外にも、目的達成に近づくために、北京大会で行われるメダル種目において入賞を狙える選手(複数種目で狙える選手、特にトラック・ロード両方があるカテゴリーにおいては、トラック・ロード双方において期待できる選手を優先)などを選ぶことがある。その場合も上記3から8は該当するものである。

 07年08年の国際大会に向けては、真摯に自転車に取り組んできた人たちでメダル獲得が期待できる選手を中心に効率的に・スムーズに集中してやっていくことでしょう。 前述の通り、チーム全体に貢献してくれる選手は相乗効果で他の選手の成績もアップさせてくれるので、そんなチームになるはず。 

(上記の内容は、会報電子版2007-E3より抜粋。)

(2007・4月11日)
★北京の枠、06IPC世界選日本チームで獲得見込み

 2008年北京パラリンピックの国別参加枠、まず1つが日本に与えらることは確実と見られる。 これは、昨年の世界選手権の好結果を受けて、日本が男子国別ロードトラック総合ランキングで40位以内に入っていることが確実な情勢だからだ。

 昨年の大切な世界選について、JCADでは出場に向けての動きに遅れがあった。担当理事らの必死の活動で対策を加速化、日本チームを結成。

 選手・スタッフが大きな自己犠牲を払い、文字通り必死の努力の末挑んだ06世界選はこれまでにないような好結果。 また、それまでの過程などはUCI・IPCから高い評価を得た。

 石井や小川のメダリスト、ロードで6位の大城ペアだけでなく、大怪我の痛みに耐えながら責任感を持ってベストを尽くしたキャプテン佐久間など選手とスタッフの熱意・苦労が枠の獲得につながった。

 これまでとは異なりつまらないいざこざ・問題もほとんど無く、全体の士気が非常に高く、お互いがお互いを引き出し合い、それが好成績と枠の獲得につながった。 これは今年も受け継がれていくだろう。

 これらすべてが、選手・スタッフの熱意とその結果が、枠の獲得につながったばかりか北京への道を明確にしてくれた。 改めて、大きな拍手と感謝の気持ち・敬意を表したい。

 彼らの計ることの出来ない必死の努力・自己犠牲が無かったら、北京は消えていたことでしょう。 彼らのおかげで、道がつながった。 今後も彼らが核となって活動していくことが期待される。 日本チームを引っ張って行って欲しい。

(上記の内容は、会報電子版2007-E2より抜粋。)

(2007・4月11日)
★強化選手 日本チームへ

 2月のJCAD日本チーム会議において、昨年の世界選手権で好成績を獲得した石井雅史、小川睦彦、大城竜之を強化選手とし、さらに今年の国際大会(UCI障害者世界選)の日本チームメンバー入りを内定、各選手に通達した。

 3選手はいずれも昨年の世界選で大きな犠牲を払いながらも出場し好結果をマーク、日本チーム全体にも貢献。 石井は昨年の世界選でトラック短距離と中距離さらにはロードTTでもメダルを獲得。小川はロードレースでメダルを獲得。大城はトラック短距離とロードでもパイロットを変えずに入賞し、実力を見せた。いずれも複数種目(トラック・ロード両方があるカテゴリーにおいてはその両方)において実績がある選手。北京に向けて大いに貢献してくれることが期待できる。

 今後強化選手については、強化合宿などサポートを行い、さらなる活躍を願うところである。 
(上記の内容は、会報電子版2007-E2より抜粋。)

(2007・4月7日)
★学連が創立70周年式典

  2006日本障害者自転車競技大会でお世話になった日本学生自転車競技連盟(学連)さんが今年度で創立70周年を迎え、去る1月27日国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて70周年記念式典が盛大に開催された。

 学連は昭和11年(1936年)6月に設立。第2次大戦、戦後の混乱、東京オリンピックなど歴史的出来事を経て、現在加盟61校(東日本33校西日本28校)という大きな連盟になっている。

 佐々木一也学連会長が挨拶で述べた「ペダルをこぐことに青春をかけて70年になりました」という言葉には重みがあった。この70年の間には我々には想像もつかないご苦労があったと思われる。選手・各校コーチ・学連スタッフの自転車にかける熱意と自己犠牲がそれらを乗り越えて今日の発展につながったことに頭が下がる思いがした。

 来賓挨拶では、(財)日本自転車競技連盟の岩楯昭一会長が「学連そして全体のために混乱をも乗り越えてここまで発展されたことに敬意を表します。」とやはりその貢献をたたえられた。「U23の中核となるのは学連選手。今後も活躍を祈ります。」

 長い歴史の中で多大な貢献をしてきた方々に功労者表彰がなされ、昨年のIPC世界選手権日本チーム監督を務められた班目秀雄さんも表彰されていた。

 このあと、(財)日本自転車振興会の下重暁子会長と(社)全国大学体育連合の奥島孝康会長(前早大総長)が記念講演。これが非常に楽しい内容・役立つ内容で、また話し方もとても上手で、講演に式典参加者は聞き入った。

 元NHKアナウンサーだった下重会長は会長就任までの経緯などをユーモアを交えて楽しく伝えた。「競輪の収益を社会に還元する、これが役割です。」「社会に役立つことなので、やりがいがある」また、自転車競技についても熱意を述べて「スポーツとしての自転車競技、アピールしていきたい」と述べられた。 奥島会長は、スポーツにはいじめ・しごきなど良いイメージが無い点もあるとして、「楽しくやることが大切。練習はもちろん苦しいが、それは楽しむことと相反しない。楽しくなければいけない、これが発展のため必要です。」外国とやりあっていくためにはまずは接し方からとして「海外に行ったら、3つのことをしなさい;文章をしゃべる必要は無いので単語で良いからしゃべりなさい、相手の目を見て話しなさい(そうすれば相手の考えがなんとなくわかる)、そして一歩前に出て話なさい。まずはこれらからはじめてみなさい」また、地域での子供への活動の大切さも強く述べると共に、「自分の自転車部だけで精一杯ということでは発展はないだろう」と全体への活動を問いかけていた。

 70年という重みと誇り、そして今後への期待が強く感じられる式典だった。

 日本学生自転車競技連盟の創立70周年を心からお祝い申し上げます。長い歴史と発展に心から敬意を表します。学連さん(加盟校含む)は昨年の障害者大会だけでなく、日本大学さんが「楽しむ会」を長年サポートしてくださるなど、まさに「全体への貢献」をされてきました。今後のさらなる発展を祈ると共に、私たちも一緒に歩んで行ければ幸いです。これからもよろしくお願い申し上げます。 

(上記の内容は、会報電子版2007-E1より抜粋。)

(2007・4月7日)
★北京大会の種目と国別枠配分について

 IPCは来年9月に行われる北京パラリンピックの出場枠の決定方法についてガイドラインを示した。自転車競技については主に次の通り;

(注: ここに記載した記事は全てIPCからの情報の抜粋であり、変更等がなされている・なされることもあります。 状況の変化により変更もありえます。)

 種目数 44種目 (男子30種目 女子12種目 混合2種目) (なお前回は31種目、男子25,女子6) 詳細は別掲

 選手枠総数 188人 (男子140人、女子48) (なお前回は合計で145名、男女の指定無し)

 参加枠の配分: 

              参加枠は各国パラリンピック委員会(NPC)に与えるものであり、個人の選手に与えるものではない。

共同委員会招待枠については、NPCではなく個人の選手に与える。

NPCに与えられる最大枠数:

              各国は男子が13名女子が5名合計18名を超えない参加枠を与えられるものとする。

              共同委員会からの招待枠が与えられる場合はこの例外として認められることがある。

選手の参加資格:

              選手は以下の条件を満たすものであること;

● 各国自転車競技連盟が発行するUCI国際ライセンスを保持すること

● 200896日までに18歳以上であること

● IPC自転車競技クラス分けを行ったものであること

各国パラリンピック委員会(NPC)からの最大エントリー数:

              各国からのエントリーは種目ごとに最高3名まで。

              チームスプリントには各国より1チーム。

              各国は1つのクラスのロードレースに最大3名までエントリーできる。

              各国は複数のクラスを統一して行うロードレースに最大6名までエントリーでき、その際1つのクラスの選手数が3名を越えないこと。

参加枠配分の原則:

 1) 2006IPCロード・トラック総合国別ランキングリストによる配分: 

 20061231日の時点で2006IPC自転車競技ロード・トラック男子総合国別ランキングリストの上位40位に名を連ねている国に男子1名の参加枠を与えるものとする。 (男子40選手)

 20061231日の時点で2006IPC自転車競技ロード・トラック女子総合国別ランキングリストの上位20位に名を連ねている国に女子1名の参加枠を与えるものとする。 (女子20選手)

 残りの参加枠については、2007IPC自転車競技ロード・トラック総合国別ランキングリストによる配分方法によって配分される。

 2) 2007IPCロード・トラック総合国別ランキングリストによる配分: 

 20071231日の時点で2007IPCロード・トラック男子総合国別ランキングポイントのトップにランクされている国の総合ランキングポイントを12で割りランキングポイント数(注:これを参加枠計算のための素点とする)を算定してその数字を元に参加枠振り分けをおこなう。上記で出されたランキングポイント素点を元に、各国のトータルランキングポイントから参加枠数を算出。 各国の参加枠数はこの算出方法で決めていく。他の方法で割り当てた枠数を含めて1カ国最大13枠までとする。 (男子95選手)

 20071231日の時点で2007IPCロード・トラック女子総合国別ランキングポイントのトップにランクされている国の総合ランキングポイントを4で割りランキングポイント数(注:これを参加枠計算のための素点とする)を算定してその数字を元に参加枠振り分けをおこなう。上記で出されたランキングポイント素点を元に、各国のトータルランキングポイントから参加枠数を算出。 各国の参加枠数はこの算出方法で決めていく。他の方法で割り当てた枠数を含めて1カ国最大5枠までとする。 (女子23選手)

 IPC自転車競技(委員会)はこの方法を使って男子95女子23の参加枠を決めるため、上記素点についてのマイナーな変更を行う権限を有する。 算出された枠数等については、たいていの場合、(小数点については)切り上げを行うものであるが、 IPC自転車競技(委員会)の判断において、四捨五入して整数にするものとする。

 さらに、各種目が実際に行われるようにするため、IPC自転車競技は各国の参加枠のいくつかあるいはその全てに“リングフェンスシステム(訳注:カテゴリーを指定することと思われる)”を適用する。 各NPCは参加枠を保持するためには指定されたクラスにおいて資格を有する選手のエントリーがなされるよう確認する必要がある。

 3) 共同委員会招待枠

 男子5女子5の枠がIPCIPC自転車競技共同委員会招待枠として適用される。 共同委員会招待枠について検討されるには、IPC自転車競技がその国のNPCから文書で正式な要請書を受け取っていることが必要である。(男子5選手女子5選手)

 合計 男子140 女子48 総合計188

2008北京パラリンピック 自転車競技(トラック・ロード) 種目リスト

44種目

男子 (30種目)

女子 (12種目)

混合(2種目)

トラック

1キロTT - LC1

1キロTT - LC2

1キロTT – LC3/LC4

1キロTT-CP4

1キロTT-CP3

1キロTT-B/VI

個人追抜き-LC1

個人追抜き-LC2

個人追抜き-LC3

個人追抜き-LC4

個人追抜き-CP4

個人追抜き-CP3

個人追抜き-B/VI

チームスプリント-LC1-LC4/CP3-CP4

スプリント-B/VI

500メートルTT-LC1/LC2/CP4

500メートルTT-LC3/LC4/CP3

1キロTT-B/VI

個人追抜き-LC1/LC2/CP4(共通)

個人追抜き-LC3/LC4/CP3(共通)

個人追抜き-B/VI

ロード

ロードレース-LC1/LC2/CP4

ロードレース-LC3/LC4/CP3

ロードレース-B/VI

ロードレース-HC B

ロードレース-HC C

タイムトライアル-LC1

タイムトライアル-LC2

タイムトライアル-LC3

タイムトライアル-LC4

タイムトライアル-CP3

タイムトライアル-CP4

タイムトライアル-HC A

タイムトライアル-HC B

タイムトライアル-HC C

タイムトライアル-B/VI

ロードレース-B/VI

ロードレース-HC A/HC B/HC C

タイムトライアル-LC1/LC2/CP4

タイムトライアル-LC3/LC4/CP3

タイムトライアル-B/VI

タイムトライアル-HC A/HC B/HC C

ロードレース-CP1/CP2

タイムトライアル-CP1/CP2

 なお前述の通り、今後変更も考えられます。

(上記の内容は、会報電子版2007-E1より抜粋。)

(2007・3月4日)
★UCIへの移管が正式調印

 去る27日、国際パラリンピック委員会(IPC)と国際自転車競技連合(UCI)は障害者自転車競技の統括権をIPCからUCIに移管することに正式に合意し、調印した。

 IPCUCIとの関係は2001年ごろより特に活発化、2002年にはUCIへの統合・移管に向けた方向性・ロードマップも示され、動きは進められた。昨年9月世界選期間中に開催されたIPC自転車競技委員会総会において圧倒的多数で承認され、20071月から移管という形が決まった。

 その後、2006年中に正式調印の見込みだったが事務手続きなどに遅れがあったのだろうか、会報2007-E1号でお伝えしたとおりややスムーズに行かない面があった模様。そしてようやく27日の正式調印となった。

(2007・3月4日)
★2007日本障害者自転車競技大会開催の予定

  2007日本障害者自転車競技大会はトラックが4月14日愛知県一宮市の一宮競輪場で、ロード(タイムトライアル)が4月15日愛知県豊橋市の万場調整池で開催されることになった。

 トラックは一宮競輪場を1日フルに使わせていただき行う予定。 また、ロードタイムトライアルは初めての開催地となる豊橋市の万場調整池周回コースで行われる。

  詳細は 2007日本障害者自転車競技大会 をご覧ください。 


(2007・1月1日)
★2007 新年明けましておめでとうございます

 新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 

 2006年はJCADにとりまして、新たな歴史を作る第一歩になりました。過去のまずかった点を改善し将来に向けて踏み出した年になりました。新しい参加者・若い参加者が見えられました。世界選手権では苦しい状況の中も前回を大幅に上回る成績を勝ち取ることが出来ました。

 多くの皆様方のご支援・叱咤激励のおかげです。改めまして、感謝申し上げます。 

 まだまだ状況は苦しいものがあります。しかしながら、多くの真摯な皆様方と歩みを進めることによって、障害者を含む自転車競技の発展・その地位と社会的認知の向上に貢献できると確信しております。 

 本年も多くの真摯な皆様と一緒に歩んで行きたいと願っております。 

 そして2007年が真摯な自転車競技関係者の皆様に取りまして素晴らしい年になりますことを心から願っております。 


(2006・12月27日)
★2006世界選ポイント、前回02年を上回る

 9月にUCIのワールドサイクリングセンター(スイス・エーグル)で行われた2006IPC世界選手権。 前回4年前、2002(ドイツ・アルテンシュタット)の世界選でのランキングポイントを大きく上回るポイントを獲得した模様。 

 2002年世界選は合計11(選手14)という大選手団で挑んだ。 結果はメダル1つ。 同じカテゴリーに3組も出場したカテゴリーが2つもあり、大人数で行った割にはランキングポイントにあまり結びつかなかった。 いくつもの問題も現地で発生。 「早く帰りたいと初めて思った」という選手もいた。 また、ロードはトライシクルを除いて総崩れといった結果で、世界との力の差を見せつけられた。

 2002年世界選の日本のポイントは、(JCAD集計で)トラック120、ロード156、合計276だった。 

 2006世界選では、選手数は合計6(7)で、02年のほぼ半分。 これでどれだけのポイントが稼げるのか不安視された。 しかし、結果は予想を良い意味で大きく裏切り、メダル4つ。 いくつものカテゴリーに有力と思われる選手を1名ずつピックアップしたこともうまく行き、また、チームの運営もこれまで以上に円滑に行うことが出来、(選手・スタッフの皆さんの理解のおかげ)、02年は苦労したロードでもメダル2個を獲得、さらに上位入賞もあるなど健闘を見せてポイントを獲得した。 

 結果として2006世界選ではトラック152、ロード176、合計328ポイントを獲得した模様。 前回と比較して52ポイントもの増加

 これで日本の次回出場枠がどれだけ広がるかだが、参加国数も増えており、またメダルもこれまで以上に多くの国が獲得している様子で、今後に向けて楽観は出来ない。06年と同じ規模で参加が出来れば良い程度かもしれない。 来年以降も引き続きトップレベルの国際大会を目指すサイクリストの更なる真摯な精進が期待される。 今年の流れで行けば来年も必ず好成績を収めてくれるはずだ。

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