2003日本障害者自転車競技大会
(IPC認可日本選手権) 
ロード競技

★ロードタイムトライアル
6月1日
 (第8回犬山クリテリウム と併催)
場所:愛知県犬山市橋爪中島2 (株)村田機械犬山工場
優勝者速報
(コースは1周1.4キロ)

男子タンデム 14キロ 葭原滋男・水澤耕一 20分31秒38
男子LC1 8.4キロ 竹村照雄 13分43秒32
男子LC2 8.4キロ 大橋俊明 14分26秒03
男子CP4 8.4キロ 江嶋元気  15分5秒03
男子CP3 2.8キロ 天野良志 7分46秒46
男子CP2 2.8キロ 柳井浩 6分43秒60
女子CP2 2.8キロ 仲元ゆかり 7分33秒29
男子CP1 2.8キロ 八木和美 9分34秒50
女子CP1 2.8キロ 徳田百合子 7分14秒48


白熱のCP4は江嶋が制す  葭原 竹村は貫禄のV

 夜半から再び降り出した雨は朝の試走前には上がり, まずまずのコンディションで行われたロードタイムトライアル。 
 今大会一番の盛り上がりを見せたのが男子CP4。 若い江嶋が積極的に飛ばしていく。 ラストスタートの秋山正輝が前を行く選手を次々と捕らえ,安定した走りで江嶋とラップタイムの逆転を繰り返す激しい争い。 素晴らしい走りに場内から盛んな声援が飛ぶ。 最後は江嶋が1秒差で振り切った。 この2選手だけでなく,CP4は特に見事な走りが目に付いた。
 トライシクルのカテゴリー(CP2とCP1)でも初参加選手の懸命な走りに大きな声援が送られた。 これからも自転車を楽しんで欲しい。 (こんなに楽しいものはあまりないですよ。 しんどいけど。 終わったあとは壮快ですよね。) 
 今年に入り体調を崩していた02世界選代表の徳田も元気な走りを見せてくれた。 

 今年の愛知での大会も日本自転車振興会, 愛知県自転車競技連盟をはじめとする多くの方々のご支援・お手伝いを頂戴し,事故もなく2日間終えることが出来ました。 参加者は去年を上回り盛り上がりを見せました。 心から感謝申し上げます。



やはりロード強い竹村(中央)
左端は好走したCP4秋山

併催の犬山クリテにはキッズの部もある。
愛知車連の熱意の賜物。 大声援が飛んでいた。


ふれあい自転車教室 自転車に親しみましょう!  

 大会と同時に行われたのがふれあい自転車教室。 形式ばったものではなく, 自転車に興味がある・やってみようかな・どんなものなのかな, という障害者の方に見て触って乗ってもらい,また,会場に来られた方に気楽に障害者の自転車に親しんでもらったりという趣旨でした。
 大きな目玉はハンドサイクル。 車椅子の方にも楽しめるタイプの自転車に関心が集まっていました。 ハンドサイクルは欧米では大変普及しており,競技も盛んです。 日本でもハンドサイクルを楽しみ,さらには競技として取り組んでいく方の出現が待ち望まれます。 興味のある方はまずは管理人までお問い合わせください。
 犬山クリテに参加された健常者選手の方が障害者選手・スタッフに話し掛けて交流をしている姿を多く見かけました。 実際に障害者選手が乗っている自転車について見つめていたり説明を受けたり。 ここで生れたふれあいと相互理解がさらに広がっていくことを願っております。
 犬山で出会った皆様ありがとうございました。 これからも障害者自転車をよろしくお願いします。 皆様と一緒に自転車を楽しみ, 自転車の地位を高めたいです。



 日本における障害者自転車のさらなる普及発展と積極的な活動を広く世界にアピールするべく、2003日本障害者自転車競技大会(日本選手権)ロードレースを開催いたしました。

2輪ロードレース  レポート
2003年7月19日(土)
静岡県田方郡修善寺町日本サイクルスポーツセンター
(5キロサーキット)

優勝者速報
タンデム男子・混合20キロ
(クラスは統一して行った)
大城竜之・丹沢秀樹 38分29秒00
LC1・LC2混合20キロ
(クラスは統一して行った)
佐久間 明夫 45分21秒22
CP第4区分・第3区分混合15キロ
(クラスは統一して行った)
江嶋 元気 42分17秒29

過酷なコースを全員が完走 さすがに強い日本チーム選手

 急遽決まった感のあるこの2輪ロードレースだが、熱心な選手が日本一過酷といわれるCSC5キロサーキットに挑んだ。
 夕方5時からの涼しい時間帯を選んで行われたが、それでもこの厳しいコースを走りきると倒れこむ選手も。 しかし、アクシデントもなく、そして全員が見事に完走することが出来たのはうれしかった。 視察に訪れたばかりかお手伝いまでして頂いた障害者日本チームヘッドコーチの保坂晴稔さん(日本プロフェッショナルサイクリスト協会派遣、同協会コーチ)も「人数がもっと増えたらすごい迫力になるね。皆たいしたものです。」と温かい声援を送ってくれた。

 一番目立ったのが佐久間。 初周が10分50秒ほどだったが2周目は一気にピッチを上げて何と9分そこそこ(!!)で帰ってきた。 最後はさすがにバテたがこの日の走りならば個抜きやロードTTでも期待が持てる。 得意の千トラのタイムも少しづつ少しづつ上がってきている。 ないよりも体調を万全にして大会に備えて欲しい。
 大橋(LC2)も一宮・犬山のレースからわずか1ヵ月半で目覚しい進歩を見せてくれた。 佐久間同様、豊富な練習がその背景にあると思われる。 1ヵ月半前はまだフォームにぎこちなさが見られたが、今回はトラック練習でもロードに出ても滑らかな回転。 世界トップとの差はまだ大きいがこれから大いに期待が持てる。 
 
 江嶋は2周目に登りで車体故障が発生、初周は12分台とまずまずのペースだっただけに残念であったがそれでも何とかしのいで見せたところに成長がみられた。 積極的にトレーニング方法を研究し、コーチ・選手に聞いてまわる姿が何度も見られ、こちらも今後に期待したい。 しっかりと練習して期待に応えて欲しい。
 CPは今回も参加者が一番多く、犬山同様熱い戦いであった。 3位4位争いはゴールスプリントとなり、猛追した古川をシドニーパラリンピック出場の松本が何とか振り切って3位に。 大阪の山口もこの難コースを完走してくれた。
 CPの盛り上がりは古賀昭広選手の真摯な姿勢が背景にあるのだろう。 CP選手のまとめ役になっている様子が見受けられた。 自らも2位に入り、見事にリーダーシップを発揮していた。

 大城・丹沢ペアはタンデムには非常に厳しいこのコースを疲れた体でありながら1周9分台で刻みタンデムクラスで優勝。 

 男子と組んで久しぶりに女子タンデム選手が混合ペアとして出場(レースでは男子ペアと同じクラスの扱い)。 笠井幸は初めての自転車大会参加で、しかもいきなりCSC5キロコース。 さらに何とパイロットを引き受けてくれたのがソウルオリンピック日本代表の宮本文晴さん。 笠井は自転車を楽しんでくれた様子であった。 これからも気軽に自転車に親しんで楽しんで欲しい。 楽しくなければ自転車ではないですから。 何も考えずにEnjoy! 何も気にせず乗って楽しむことを願っています。 

お詫び:
 3輪ロードレースは申込者少数のためレースとして成立が難しく、今回は中止となりました。 早くから申し込んでくださいました選手の方々には申し訳なく、ここにお詫び申し上げます。

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